242話 ページ42
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映画が終わり、会場から出たインフォメーション横で4人は会話をしていた。
「オールマイト、なんでちょっと泣いてるんですか。ってか、マイク先生は知ってたでしょ、内容。」
磁磁気の言葉にマイクはチーンとティッシュで赤くなった鼻をかむ。
「いやぁ、丸くなったなぁ、磁磁気。」
「はい？アレゆかりの話ですからね。」
「大きくなったねぇ、磁磁気くん。」
「だから、」
プレゼントマイクとオールマイトの言葉に磁磁気がむっとしながら頼みの相澤にくっつく。
「でかくなったな、お前。」
「先生まで！！」
ゆかりと磁磁気は似ていた。そりゃあもう非常に。
だからこそ、演劇初心者の磁磁気でもある程度ゆかりの気持ちには寄り添えて。
「お前上手くなったな。演技。」
そんな相澤の言葉で思い出すのは2年前の文化祭。
クラスの出し物は演劇で、磁磁気の美貌により主役に抜擢されたが、あまりの大根っぷりに2日で役を降ろされたのを相澤はよく覚えていた。
「まあね。」
ふふんと得意げに鼻を鳴らした磁磁気に相澤が少し笑う。
「面白かった？」
「あぁ、いい話だった。」
「オ！珍しいな！！いつもだったら"俺はこういうのは分からん。"って言うクセに！！」
「ちょっとマイク先生私より先生のこと知ってるアピやめて。」
「シヴィーーー！！！」
そんなプレゼントマイクと磁磁気の言葉に相澤が笑って。
「あとお前雄大ってツラじゃねぇだろ。」
「そんな事ネーーだろ！！」
そんな会話をしていると、「JIJIとマイクだ…！」なんて声が聞こえて。
そちらに目を向けるとボロボロと泣いた男女が「これからも幸せにねー！」と2人に声をかける。
「いや、だからあれゆかりの……。」
「Thank you！！リスナー！！」
磁磁気の言葉に被せるプレゼントマイクに磁磁気は「ちょっと！」と声を漏らす。
そんな会話に、周りの目が段々と集まってきた。
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co_sa_(プロフ) - 花璋さん» ありがとうございます……！！！映画のシーンとても大切に書いたので凄く嬉しいです……！！！ありがとうございます……！！ (2022年12月6日 8時) (
レス) @page48 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 毎日の更新がとても嬉しくて日々の楽しみです。今回の映画、脳内でまざまざと想像できてうるっときてしまいました。いつも感動的な話をありがとうございます (2022年12月4日 18時) (レス) @page42 id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - LANさん» ありがとうございます………！！かなり力を入れて書いたのですごい嬉しいです…！！！これからもよろしくお願い致します…！！！ (2022年12月1日 16時) (レス) @page32 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
LAN(プロフ) - あと、個人的に文化祭のJIJIのライブのシーン大好きです！今まで見たヒロアカの作品の中で1番です！ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 46881bcb40 (このIDを非表示/違反報告)
LAN(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます！めっちゃおもしろい！！作者さん神様だぁ〜と思いながら見てます笑これからも楽しみに更新待ってます！ (2022年11月30日 20時) (レス) @page29 id: 46881bcb40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co_sa_ | 作成日時：2022年11月22日 6時
