211話 ページ11
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職場体験を終えた次の日。
当たり前にある学校を終え、磁磁気先輩といつも特訓を行っている体育館に向かうと、そこには相澤先生と磁磁気先輩が並んでたっていて。
磁磁気先輩の手にはよくヒーロー科の人達が持っているアタッシュケース__恐らくヒーローコスチュームが入っているのだろう。__が握られていて、珍しいな。なんてことを思った。
「まずは職場体験お疲れ様。磁磁気からの報告で大体のことは聞いた。なにか学べたことはあったか?」
「本当に、一言では言えないほどの経験をさせてもらいました。
職場体験を経て、1番思ったのは、もっと強くなって、人を守れるヒーローになりたいって、思いました。」
そんな言葉に、相澤先生は「有意義な時間を過ごせたようで何よりだ。」と頷いて。
そんな相澤先生の隣で磁磁気先輩はなんだかソワソワとしていて。
「ね、もういい??」
「じっとしてろ。」
そんな二人の会話に、俺が首を傾げると相澤先生は何枚か束になったプリントを俺に手渡す。
「1週間以内に職場体験で学んだこと。これから必要だと思ったことを書いて提出すること。
自分の不足部分を書き出すことで、自分の弱点のさらなる理解にも繋がるからな。」
「分かりました。ありがとうございます。」
そんな相澤先生と俺の会話が終わると、再び磁磁気先輩が「もういい?」と相澤先生に問いかけて。
ひとつため息をついた相澤先生が「ったく、少しはじっとしてろ。……いいぞ。」なんて磁磁気先輩に、なにか許可を出す。
かと思うと、磁磁気先輩がずいっと前に出て、背中に隠してあった(隠せてはなかった。)アタッシュケースを俺に「はい。」と渡して。
「なんですか?これ、」
「いいから開けてみて。」
早く早く。と急かす磁磁気先輩の声にアタッシュケースを地面においてゆっくりとそれを開いて。
アタッシュケースの中にあったのは、綺麗に巻かれた真っ白な捕縛布と、真っ黒な鉄のマスクのようなものだった。
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co_sa_(プロフ) - 花璋さん» ありがとうございます……!!!映画のシーンとても大切に書いたので凄く嬉しいです……!!!ありがとうございます……!! (2022年12月6日 8時) (レス) @page48 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 毎日の更新がとても嬉しくて日々の楽しみです。今回の映画、脳内でまざまざと想像できてうるっときてしまいました。いつも感動的な話をありがとうございます (2022年12月4日 18時) (レス) @page42 id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - LANさん» ありがとうございます………!!かなり力を入れて書いたのですごい嬉しいです…!!!これからもよろしくお願い致します…!!! (2022年12月1日 16時) (レス) @page32 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
LAN(プロフ) - あと、個人的に文化祭のJIJIのライブのシーン大好きです!今まで見たヒロアカの作品の中で1番です! (2022年11月30日 20時) (レス) id: 46881bcb40 (このIDを非表示/違反報告)
LAN(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます!めっちゃおもしろい!!作者さん神様だぁ〜と思いながら見てます笑これからも楽しみに更新待ってます! (2022年11月30日 20時) (レス) @page29 id: 46881bcb40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:co_sa_ | 作成日時:2022年11月22日 6時