少年少女４４つめの話 ページ46
アルミン「・・あ、Aさん！」
今日は、壁外調査。
そして、食堂なう。
アルミンが、声をかけてきてくれた。
A「おはよう。・・アルミン」
アルミン「おはようございます。Aさん。どうかしたんですか？」
・・？
A「・・え？私、何かおかしい？」
アルミン「いえ、いつもより・・静かな感じだなーって」
アルミンが少し心配そうな顔をした。
A「あぁ・・。私、普段こんな感じだから」
アルミン「え・・そうなんですか。教官だったときと随分違いますね」
A「・・まぁ、後輩たちに冷たい態度とるわけには・・」
目をそらしつつ、語尾が小さくなっていく。
アルミン「無理してたんですか？」
A「無理・・というよりも、どちらかというと演技」
アルミン「へぇー。そうだったんですか。そういえば、今日壁外調査ですよね？」
A「・・・そうだよ」
食堂の窓から見える外は、くもがあやしく広がる雨だった。
アルミン「帰ってきてくださいね。待ってますから」
A「・・・わかってる」
冗談交じりに、そう返すと、私は、朝食をとりおわったので、席を立った。
食堂を出ると、
リヴァイ「・・おい。A」
兵長に会いました。
A「・・おはようございます。兵長」
いつもどおり、無表情で返す。
リヴァイ「・・あと１０分後に、門前に集合だ。馬は適当に乗っていけ」
A「・・・了解」
そう返すと、リヴァイと目も合わさずに、部屋に帰った。
部屋に着くと、部屋の窓をしめて、布団を片付けて、部屋を出た。
長い廊下を歩いて、馬小屋に向かった。
壁外調査・・か。
ダメだ。壁外調査ってすごく大事なはずなのに。
昨日のことが頭から離れない。
頭をかきむしっている間に、馬小屋についた。
馬小屋の位置は、もとから把握済みだ。
少し大きなドアをあけて、馬を選んだ。
同じような馬が、ずらりと並んでいる。
馬の横を通り、どれにしようか悩んだ。
ずらりと並んでるが、そのなかでもひときわさみしそうな顔をしている馬がいた。
白い馬。
A「・・この子にしよ」
馬小屋には、私以外誰もいないので、独り言をもらす。
私とにてるなー。
さびしそうな顔が。
誰にも伝えられない何かをかかえた顔をしている。
馬を、馬小屋から出し、私は、歩いて門前に向かった。
A「いよいよ・・か」
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さな♪(プロフ) - 桜吹雪さん» 書き出したときはまだ発表されてなくて（汗）悔いなき選択ちょっとチラ見しましたが、今更設定変えなれないのでオリジナルで貫きます（笑）すいません；； (2015年10月4日 18時) (
レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪 - リヴァイのゴロツキだった頃の性格やどうやって調査兵団になったのかは「悔い無き選択」を見たほうが良いですよ♪ (2015年10月3日 23時) (レス) id: c4c1fa452d (このIDを非表示/違反報告)
さな♪(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございます！（；ω；）この先パート６まで見ていただけると嬉しいです！ (2015年8月14日 14時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 最高ですね。すばらしいですよ。 (2015年8月14日 13時) (レス) id: ad8b84d2f7 (このIDを非表示/違反報告)
さな♪(プロフ) - ありがとうございます！どうぞパート６まででてますので読んでいただければ嬉しいです！ (2015年7月27日 21時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
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