恋、始まりました 3『染谷勇次郎』

ごっじゅよーん ページ7

隠れるところを探すため、暫く走っていると






保健室が視界に映った






ここいいじゃん



貴「失礼しまーす........あれ？」





中には誰もいなかった







ドアを閉めて保健室を見回していると









.......誰かの、足音がした






走ってるってことは.......あの3人の誰か！








ヤバイ見つかる！





慌てて隠れるところを探すけど







いざ探してみると隠れるところがなかった







貴「嘘でしよ〜........あ」







ベッド！ベッドあんじゃん！







布団の中にぺったんこに入れば...........まあ問題ないよね









急いでベッドに向かい、靴のまま布団の中に入ると息を静めた









タタタ.............ガラッ









入ってきたーー！！！





鼓動の速くなる心臓を押さえつけて去ってくれるのを待つ








「んー......ここも居ない」






こ、この声は！！







「絶対いると思ったのに」







勇次郎だああああ！！！！








落ち着け、落ち着くんだ自分





勇「居ないよな、やっぱり」









よ、しゃあああ！！！

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