十二。 ページ13
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放課後。
「部活ないとこんなに早く帰れるんだもんなー」
『テスト週間なんだからちゃんと勉強するんだよ黄田くん！』
「まだなんも言ってねーよ！」
『どうせ、"遊び放題だぜー！"とか思ってるんでしょ？』
「なぜそれを、！！」
『んはは！』
「おーっす！」
『お、赤井くん！』
「みんなでアイス食いながら帰ろーぜー」
「いいなそれ！」
「ごちです〜」
「いや奢りはしねーよ」
「瞬と紫登は？」
「オレ姉ちゃんの店で先生に勉強教えてもらうから」
「真面目だねぇ」
『私は本屋さん行くから、ごめんね』
それに、テスト週間でも園芸部は活動あるし。
「あぁ、アレか」
『そう、アレ！』
「え、なになに〜？」
『んふふ』
「じゃ、3人で行くかー」
『また誘って！』
「おう！」
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本屋さん。
"アレ"とは、私が毎週欠かさず買って読んでいる週刊誌。
今、特にハマっている作品が先週すごくいいところで終わっていたから今日をとても楽しみにしていた。
『あ、あった』
しかも最後の一冊。
ラッキー！と思い本に手を伸ばすと、
「『あ、』」
誰かと手が重なった。
〜♪(L〇ve so sweetのイントロ)
うわぁ、ラブストーリー始まるやん←
そういう問題ではない。
『すみません、！』
「いえいえこちらこそ！
、、ってAだ！」
『え？あ、蒼真さん！』
恋に発展しそうな相手は四季蒼真さんだった。
※そもそも二見くんが好きなので発展はしない。
蒼真さんは2個上の専門学生さん。
前にこの本屋さんで品物を受け取り忘れた蒼真さんに次に並んでいた私が慌てて届けに行ったのがきっかけで知り合った。
その後、お礼がしたいからと自身がバイトしているカフェでご馳走になった。
初対面でいきなり下の名前を呼び捨てで呼んでくるのも含めて、恐ろしいほどのコミュ力お化けである。
嫌な気は一切しない。
「またここで会うなんてね！」
『私も驚きました！』
「はいコレ」
『いやいや、蒼真さんの方が早かったです！』
「いやいや！」
『いやいや！』
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『公平にジャンケンしましょうか。』
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ここ(プロフ) - クールドジ男子のふわふわした世界観とこの作品のいきすぎてないふわふわな世界観が 素晴らしく大好物です笑次の更新も楽しみにしています！即☆押しました！笑 (2023年1月23日 21時) (
レス) id: 5bd3260c45 (このIDを非表示/違反報告)
イウォル(プロフ) - 主さんのお話の書き方すごく好きです！始めの回読んだ瞬間、「あ、これ好みの小説だわ。」と思い、秒で星押しました(笑)更新楽しみにしています！ (2023年1月20日 12時) (レス) @page2 id: 6e6f6e2838 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!! (2023年1月17日 15時) (レス) @page9 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ。 | 作成日時：2022年12月29日 12時
