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深田side
うっちーに気をつけてと忠告を受けてからも、
日々は普通に過ぎていった。
そんなある日、Aが学校を1週間休んだ。
休むことすら珍しいAなのに。
先生に聞いても体調不良の一点張り。
モカも何も知らないようで少しイライラしてる。
湧「深田いる？」
深田「あれ、湧くんどうしました？」
湧「ちょっと用事。こっち来て」
湧くんは部活の先輩であり、Aのお兄ちゃん。
元々仲良いけど、こうやって呼ばれることは初めてで少し緊張する。
深田「大事な用すか？あ、てかA大丈夫なん？」
湧「そのことなんだけどさ、もしクラスの子に聞かれたら体調不良って言っといてくんね？」
深田「いいすけど、1週間も休みだとみんな結構色々怪しんでますよ。俺呼び出したってことはなんかあるんすよね？」
湧「深田には話しておこうかなって。最近1番仲良いみたいだし。さすがにモカには言えねえし。颯太にいうわけにもいかないし。」
おそらくうっちーと1番といっていいほど仲良い湧くんはモカのことを聞いてるのだろう。
うっちーくんは仲良しでも妹の元彼だしってことかな。
湧「Aさ、ストレスで声が出なくなったんだ。」
深田「え、？」
声が出なくなった、、？
湧「一応病院も行ったし、すぐ戻るとは思うんだけど、戻るまで色々不便になるから、関わる人全員がAが次きた時びっくりするより誰か知っといてもらった方が楽かなって。」
深田「わかりました、。Aは大丈夫なんですか？その、色々と」
湧「んー、まだなんとも言えねぇかな。あとさ、Aのストレスに心当たりとかある？」
深田「心当たり、？」
おそらく人間関係のことかとは思うけど、
最近のAは笑ってることが多かったし確信はない。
深田「すいません、分からないです。」
おそらくのことをいわなかったのは確定できないことを言ったとしても混乱をまねくと思ったからだ。
湧「そっか。ありがとう。もしAが戻ってきたら、Aのことしっかりサポートしてやってな。あと、ストレス極力かけないようにしてあげて」
深田「わかりました」
湧「ごめんな、頼み事ばっかで」
深田「いや全然大丈夫っす。A、はやく良くなると信じてます。」
片手を上げて挨拶し、去っていく湧くん。
いつもかっこいい湧くんだけど、今日だけは寂しそうな背中が見えた。
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このあ(プロフ) - たんどりーちきんさん» 確認不足でした…。ご報告ありがとうございます！ (2022年3月28日 17時) (
レス) id: d78cea6100 (このIDを非表示/違反報告)
たんどりーちきん(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グ 立ってますよー 作品は面白かったです！頑張ってください！ (2022年3月27日 12時) (レス) id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/conoa_story_
作成日時：2022年3月25日 20時
