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深田side
Aが少し元気を取り戻した後、家まで送り届けた。
本人は疲れていたのかすぐに家に入っていったけど、代わりに湧くんが俺を引き止めた。
深田「うわー、湧くんの部屋って感じするわー」
元木「なんだよそれ笑 適当に座って。あ、ここの会話はAには聞こえねえから安心して」
深田「そんなやばい話するんすか！笑」
明るく振る舞いつつも、なんとなく次に話される話題の想像はついていた。
元木「最近、A学校でどう？元気にやってる？」
深田「元気ではあるけど、んー、ちょっと気になることはある」
元木「モカか？」
深田「うん。やっぱり明らかに俺とかうっちーをAから避けようとしてる気がする。気のせいかもしれんけど」
元木「そっか。んー、颯太から聞いてた話はあながち間違いではないかもな」
案の定、うっちーから色々聞いてるみたいで、湧くんも薄々気づいている。
しかし、俺たちはモカのことは強く動けない。
元木「あいつ、モカへの信頼すごいからな…」
深田「そうなんすよ。あんま強く言えんくて」
Aのことを考えると、親友ポジションにいるモカのことを悪く言うこともできない。それに今までの話は推測に近いもの。
元木「最近、Aが学校の話をあんまりしなくなったんだよ。まぁ声が出ないことへのショックは完全になくなったわけじゃないからってのは分かってんだけど。なんかひっかかるんだよな」
深田「なるほど、、」
元木「ま、考えすぎか。遅くに引き止めて悪かったな」
深田「いや、全然。なんの力にもなれなくてすいません」
元木「いやいや、これからもAのこと支えてやって。」
湧くんとの話が後に杞憂だったと笑い話になる。
そんな未来を願う他なかった。
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このあ(プロフ) - たんどりーちきんさん» 確認不足でした…。ご報告ありがとうございます！ (2022年3月28日 17時) (
レス) id: d78cea6100 (このIDを非表示/違反報告)
たんどりーちきん(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グ 立ってますよー 作品は面白かったです！頑張ってください！ (2022年3月27日 12時) (レス) id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/conoa_story_
作成日時：2022年3月25日 20時
