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第11話 ページ12
…
まぁそれ以外には特にイベントも無く、俺の小学校生活は終わりを告げた
そう
何も無かった！
本当に何も起こらなかったのだ！
入学式の日
(同じクラスだし、爆処組に話し掛けられたりするのかな……)
だなんて勝手に緊張していたのだが、そんなの杞憂でしか無かった
まじで、自意識過剰だった
反省します
彼らとは文字通り『1回も』話すこと無く、クラス替えになった
結局3年生からは違うクラスになるばかりで
以降四年間も、『一切』接触なしである
その間にも2人の人気はうなぎ登り
そして俺はクール過ぎる性格でボッチを極めていた
いやァ、小学校で誰にも話し掛けられないとは思わなかったぜ
好奇心が湧いて話しかけてくる奴くらいは居るかなーとか思っていたが
誰にも話し掛けられなかった
爆処組云々の話じゃなかった
それに俺はクールキャラで生きていたから
誰かに話し掛けるなんてのも出来なくなってしまったのだ
あー、なんか自分で話してて虚しくなってきたわ
やっぱり俺は本とお友達になるしかないのだろうか
因みに最近はインダス文明の医学書と馴れ合おうとしている次第である
今世は顔がべらぼうに良いから調子に乗っていたが
前の俺だって結局はこんな感じでボッチになっていたのだ
全く持って学習しない男だぜぃ…
…
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作者名：＿名前を変える必要がある | 作成日時：2019年6月23日 16時
