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第171錠 ページ36

コナンくんを中に入れて、私たちは玄関に腰をかける


コナン『どうしてAさんが?』


A『あぁちょっと色々あって…ね』


偶々沖矢さんに会って、寂しくて泊めてもらったけど

お酒飲んで酔い過ぎてなんて恥ずかしくて言えない


A『…あ!そういえば沖矢さんがいなくて

起きて洗面所行ったら知らない男の人がいて…』


コナン『えっ…もしかしてその人って『やあ坊や』っ!赤井さん…!』


コナンくんと話していると、さっきの男の人がやって来た

赤井さんという人はコナンくんに小さい茶封筒を渡す


赤井『朝からすまない、昨日頼まれた件だ』


コナン『ありがとう、本当はケータイの方が楽だけど

ケータイは盗聴されやすいからね』


コナンくんはそう言いながら茶封筒をしまう

そしてコナンくんは赤井さんとコソコソと話しはじめた


2人の会話にいまいち着いていけない私は、その後ろ姿を見ていた


コナン『ていうか、赤井さんいいの?Aさんの前で』


赤井『問題ない、それに彼女もこの状況を知る権利がある』


コナン『うーん…でも昴さんの事はどうするの?』


赤井『それもこれから話そうと思う』



















A『っ…あの』


コソコソ話す2人ちょっとイライラしてきた私は、2人に声をかける

コナンくんはビクッと反応したが、赤井さんは普通にしている


この2人ってどんな関係だろう


A『それより、沖矢さんは何処いるんですか?』


コナン『ぁそれは…』


A『っ?』


赤井『その事についてだが、坊やはそろそろ出ないといけない時間だ、後は任せてもらう』


コナン『うん、じゃあ…Aさんちょっと』


コナンくんに来い来いと手招きされて私はコナンくんに近づく


コナン『赤井さんだけど、彼は悪い人じゃないから』


A『うん、そうらしいね、ちょっと怖い感じするけど』


コナン『あはは汗)…それとこれから赤井さんが話す事は全て事実なんだ

だから信じて欲しいんだ、赤井さんのこと』


コナンくんの真剣な表情に、私は後ろに立ってる赤井さんをちらりと見た

たしかに見た目は怖そうな感じだけど、コナンくんと2人で話している時は普通だった


どんな人なのかはこれから聞いてみるとするか


A『…分かったよ、コナンくんがそういうならそういう人なんだよね、彼は』


コナン『ありがとう、じゃあ僕学校行かなきゃ』


A『うん、いってらっしゃい』








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作者名:リイナ | 作成日時:2021年11月2日 12時

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