【名探偵コナン】愛錠第4錠【安室透/降谷零】 (ページ18)

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第153錠ページ18

着いて早々、私はコナンくんを連れて観覧車に向かう

コナン『大丈夫なの？ここに来て』

A『平気、最初は嫌いだったけど』

コナンくんと列に並び、そして観覧車に乗る

乗って数分、最初に沈黙を破ったのは私だった

A『最初は観覧車見るのも嫌だった

あの日の事思い出しちゃって、息が苦しくなるの』

コナン『そう、だったんだ…』

A『まあそれさておき、どうこの景色？』

コナン『うん、すごく良い眺め』

A『でしょ？違う景色、違う世界を見たら

こんな所で立ち止まってる場合じゃないって思えたの

そしてお兄ちゃんとの約束のおかげで、乗り越えることが出来た

だから私は自分の進む道や真実は、自分で決めて確かめていく』

コナン『…うん、Aさんの気持ち分かったよ』

コナンくんはそう言ってくれ、私もコナンくんと目を合わせて微笑んだ

コナン『でも約束して、絶対に1人で危険な所へ踏み込まないで』

A『うん、約束する、それに何かあればバッチもあるし』

バッチを見せながら言うと、コナンくんは呆れながら笑われた

コナンくんに言われた通り、念の為着けている

まあデザインも可愛いしね←

そんな他愛のない話をしていると、観覧車は地上へ着いた

その後コナンくんとお茶をして過ごしている

コナン『そういえばAさん、仕事はいいの？』

A『ん〜…残ってるけどすっぽかして来ちゃった』

コナン『え！だ、大丈夫なの？』

A『いいのいいの、偶にはこういう冒険も大切よ』

コナン『っ汗)…Aさんって意外とやんちゃだよね』

A『そう？』

そう言いながら紅茶を飲む

でも小さい頃は外で遊ぶ方が多く、それこそお兄ちゃんの影響だろう

コナン『そういえばAさん、安室さんとあの人は違うって誰のこと？』

A『あぁ…まだ確証じゃないから言えないかな』

コナン『そう…』

コナンくんは不服そうな顔をする

まだ私も調べてる途中だし、本当かは分からない

だからコナンくんに伝えるのは出来ない

話を終えて、コナンくんと杯戸ショッピングモールを出てコナンくんを家まで送った

コナン『ありがとうAさん』

A『ううん、コナンくんと話出来て私も嬉しかったよ』

コナン『うん、Aさんの気持ち分かったよ

でも僕との約束は守ってよね』

A『うん、じゃあまた』

コナンくんと分かれ、私は1人車を走らせた

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