第124錠-��- ページ34
しばらく光彦くんの体を温めていると、少し意識が戻りつつあった
歩美ちゃんが呼びかけると光彦くんは起きて
哀ちゃんが後ろにまわって温めてくれてることに顔を赤らめた
光彦『このマフラーとコートは？』
A『私のよ、これならもっと温かくなるからね』
光彦『すみません、ありがとうございます』
A『っ…』
とは言ったけど、実は少し具合が悪くなってきてるんだよね
でもそんなこと言ってる場合じゃない
元太『くっそぉ！本当だったら博士ん家でうめぇケーキ食べてるはずだったのによぉ！』
歩美『横浜のケーキ屋さんだってさ！』
コナン『横浜…(たしかさっきあいつら
時間指定の荷物届けに2丁目に戻るって言ってたな…)』
コナンくんは何か気づいてか、荷物を探し始める
すると──
コナン『あったぜ、博士ん家に届くケーキ』
今度は伝票にメッセージを仕込むらしい
しかし下手に書いたらまずいんじゃ、阿笠博士もそのメッセージに気づくかどうか
しかしコナンくんは、心配いらないと言う
コナン『届ける相手は博士じゃねぇしな』
コナンくんの言葉の意味はよく分からないが、今はそれに賭けるしかない
やばい、寒くて頭が痛くなってきた
コナンくんは、荷物の宛名に〈工藤様方〉と追加したらしい
確かにそうすれば、阿笠博士の家ではなくその工藤という家に届くらしいが
A『どうして沖矢さんがその工藤って家に住んでるの』
コナン『それは…色々とね汗)』
A『ふーん…っ』
道理で一人暮らしの割には大きい家だと思った
表札までは見てなかったけど、住まわせてもらってるって言ってたし
荷物の複写紙を利用して、この状況も書いたと言うコナンくん
沖矢さん、気づいてくれるかな
そう思ってると足音が聞こえ、急いで腕時計ライトを消し隠れる
『何扉開けてんだよ』
『さっき受け取り人に集荷を頼まれてよぉ』
集荷の荷物を放り込み、扉が閉まったのを確認して
コナンくんはその荷物を開けた
その中身は、スマホだった
A『スマホ…』
哀『なるほど、この状況なら一番頼りになる武器って訳ね』
コナン『あぁ、安全かつ確実に奴らを捕まえるには
直接俺の口から警察に状況を伝えた方が…』
『そんなことさせるかよ』
『『『っ！！！』』』
A『(っ！まさか、立ち聞きされて…っ)』
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 327人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます！LiSA大好きでライブも行きます笑！ (2021年11月2日 11時) (
レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして！いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね！私も大好きです！ (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます！あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-｡`)これからも頑張らせていただきます！ (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました！更新頑張ってください！これから楽しみにさせて頂きます！ (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リイナ | 作成日時：2021年9月26日 15時
