第121錠-��- ページ31
哀『暗号って…っ』
コナン『光彦が持ってたこのレシートに暗号を残すんだ』
光彦『で、でもペンで直接書いちゃうとバレるんじゃ！
それにレシートの文字は消えないですよ！』
コナン『それが消えるんだよ、元太が持ってたこの痒み止めでな』
子どもたちはいまいちピンと来ないようなので私が説明を加える
A『まあ物は試しだから、コナンくんやってみて』
そしてコナンくんはすらすらと暗号を残したレシートを完成させた
"Cor P se"、死体という暗号を残した
A『ちょっと待って』
コナン『え？』
A『そのレシートに暗号、私にも書かせてくれない？』
コナン『う、うんいいけど』
コナンくんからレシートをもらい、私は暗号を残した
"Lu NA 1ノSE"、自分の名前を残した
一ノ瀬AがLuNAだと知っているのは子どもたちを除いて
コナンくん、哀ちゃん、そして安室さんだ
A『(これならきっと彼に分かるはず…)…ありがとう』
コナン『うん、そしたらこれをクシャクシャにして大尉の首輪に挟めば
例え大尉が奴らに捕まってレシートに気づかれても
ただの印刷ミスか、擦れて字が消えたって思うだろうぜ』
光彦『なるほどぉ！』
元太『これなら完璧だな！』
哀『さすがね』
トラックがスピードを落としはじめ、コナンくんは大尉を扉近くに置き
私たちは奥の段ボールに隠れた
扉が開くと、2人組は真っ先に大尉に気づき、首輪のレシートにも気付いた
まずいかと思ったけど、大尉は何とか逃げて2人も猫をほっとき
そして再びトラックは動き出した
すると哀ちゃんは私のコートを引っ張った
A『何？』
哀『あなた、何て暗号を残したの？』
A『… Lu NA 1ノSEってね、ちょっと分かりにくいかもだけど』
哀『まさかあの猫がポアロに行くってことを分かってそんな暗号を』
A『まあね』
哀『全く、あなたといい江戸川くんといい』
A『…彼ならきっと、分かるはずよ』
哀『…好きなの、彼のこと』
A『っ別に好きとじゃ…ただ』
哀『っちょっとあなた寒くないの？』
哀ちゃんに自分が着けてたマフラーをかけてあげた
今の哀ちゃんの格好に言われたくないかな
A『まだ何処かで信じてるから、彼のこと…っ』
哀『(っ…でも言ったはずよ
死にたくないならこれ以上は関わらないことだって
その覚悟は、あなたにあるの…？)』
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 327人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます！LiSA大好きでライブも行きます笑！ (2021年11月2日 11時) (
レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして！いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね！私も大好きです！ (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます！あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-｡`)これからも頑張らせていただきます！ (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました！更新頑張ってください！これから楽しみにさせて頂きます！ (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リイナ | 作成日時：2021年9月26日 15時
