第107錠-��- ページ17
私たちは男女共有個室のトイレの前に着いた
このまま入るのも癪だと思い、私から話す
A『安室さん、何をっ…っ』
安室さんは口の前に指を構えて、まるで何も喋るなと言うように思えた
喋れないということは、まさか盗聴されて…？
ならばと思い、スマホを出して、私は画面を見せた
"『貴方は誰なの？』"
その画面を見て、安室さんは私をトイレの中に押し込んだ
声を出さないように口は手で押さえられた
そして私のスマホを奪い文字を打つ
"『関わるな』"
A『(関わるな、か…っ)』
私にスマホを返してくれて、そのままトイレを出ようとする安室さん
しかし私は、安室さんの手を掴んだ
このまま本当の事を知らないまま安室さんと分かれてはダメだと思った
A『答えて下さい、貴方は誰なんですか』
安室『…』
A『…貴方は、安室さんだけど安室さんじゃない、答えて下さい』
安室『…ﾌｯ』
安室さんは観念したのか笑い、私も手を離した
するとポケットから小さな薬の瓶を出す
瓶が黒いせいで中身が何かはわからないけど、私は察した
トイレの扉に手をかけようとするけど、安室さんはそれを許さなかった
逃げようとしたがそれを阻まれ
抵抗する間もなく顎を掴まれ無理矢理口を開かされる
その手を退けようにも力が強くてビクともしない
A『安室さっ、ん…っ！』
安室『…』
A『んっ…っ！！』
なんで、なんで私今、安室さんとキスしてるの
ゆっくりと口に瓶の中身が流し込まれ
吐き出そうとしたけど安室さんの口がそれを塞ぐようにキスされる
口を強くて閉じられて大半を飲み込んでしまった
安室『大丈夫です、ただの睡眠薬なので』
A『ど、して…っ』
安室『…さすがあの男の妹だ、勘の鋭さは兄譲りか』
A『っお兄ちゃ…降、谷さ…』
だんだん瞼が重くなり、立つのもつらくなり私は意識をなくしかけた
その時、安室さんが崩れ落ちた体を支えてくれるのはわかった
そこで私は意識をなくした
安室『君はこの世界にいてはいけない人間だ…』
・
・
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あぁぁぁぁぁぁ安室さあぁぁぁぁぁぁん｡ﾟﾟ(´□︎`｡)°ﾟ｡ﾜｰﾝ!!
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リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます！LiSA大好きでライブも行きます笑！ (2021年11月2日 11時) (
レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして！いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね！私も大好きです！ (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます！あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-｡`)これからも頑張らせていただきます！ (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました！更新頑張ってください！これから楽しみにさせて頂きます！ (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リイナ | 作成日時：2021年9月26日 15時
