25話 ページ27
相澤消太side
文化祭が始まり俺は見回りをしていた。
あの時のアイツはなにか言おうとしていた。
恐らく文化祭のことを聞くのが本当に言おうとしたことではないだろう。
だが、俺自身もそれ以上深くは聞けなかった。
聞いては行けないのではと思ってしまった。
ﾏｲｸ「Hey！考え事か？」
相澤「なんでもない...」
ﾏｲｸ「水臭いじゃねぇか！俺とイレイザーの仲だろ！」
相澤「知らん」
ﾏｲｸ「シビィイ！」
マイクのよく分からんことを無視して見回りを終えては午後からはA組の方の手伝いをすることになってるんだが...。
八百万「とてもお似合いですわ！」
蛙吹「百ちゃんのヘアセットのおかげでいつもより爽やかに見えるわ」
麗日「先生って前から思ってたけどスタイル良すぎだよね」
切島「おっすご！先生漢らしいっす」
上鳴「後は...髭をそれば完璧じゃん」
何故かこうして俺まで執事の服を着せられていた。
それも髪までセットされ髭までそられた。
ため息しか出ない。
他のやつに見られるのはたまったもんじゃないため
裏の方に隠れようとすると入口辺りが騒がしかった。
芦戸「ちょー可愛い！」
葉隠「すごい似合ってる！写真撮ろ！」
『2人も可愛いよ』
そんな話し声が聞こえて振り返ると赤ずきんの服を着た風間が立っていた。
俺はその姿を見て固まってしまった。
素直に可愛いと思ったのだ。
要は見惚れてしまっていた。
峰田「ニーハイに今にもこぼれそうな胸...たまんねぇな」
相澤「峰田...特別に補習してやろうか？」
峰田「はい、すいません」
耳郎「見て見て相澤先生...凄くカッコよくなったでしょ」
『っ...うん...とってもカッコイイ』
峰田があいつの姿を見て変なことを妄想しているためまたこいつはというかそんな目で見るのがイラついてはそういえばそそくさとその場を離れたのと同時に耳郎達に連れられて俺の前に風間が来た。
他の奴らにカッコイイと言われてもお世辞だろうと思ってしまうが何故か風間に言われる褒め言葉は純粋に嬉しかった。
相澤「似合ってるな...風間」
『っ...ありがとうございます』
ほんのり顔を赤らめて目線を合わせないようにしてお礼を言う風間を無性に抱きしめたくなった。
手を前に出そうとした時女子達が風間を連れて奥の席に行くのを見ては差し出そうとした手を見つめる。
何をしようとしたんだ。
抱きしめようとするなんて...教師がすることじゃねぇ。
だんだん自分の気持ちが隠せなくなってきていた。
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あ - 雑学、ではなく座学 だと思われます。 (2019年12月1日 1時) (
レス) id: 148a2a2a03 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 完結おめでとうございます！デート中にA組に遭遇とかしてほしいです (2019年5月18日 22時) (レス) id: 683b468af3 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 完結おめでとうございます！番外編もみたいです！ (2019年5月18日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - Ramu24さん» コメントありがとうございます！誤字のご指摘ありがとうございます！直ぐに修正させていただきます<(_ _)>皆様に楽しんでいただけるようこれからも頑張って更新していきます！ (2019年5月15日 19時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - あの、初めまして。気になったのでいいですか？25話の最後あたりの、「お礼を言う」が「俺を言う」になってますよ！間違ってたらすみません！このお話、推しがメインなので大好きです！これからも頑張ってください！失礼しました！ (2019年5月15日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年4月23日 2時
