検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:98,040 hit

17話 ページ19

次の日にウェポンさんから聞かされたのは死穢八斎會という暴力団みたいな所にとある女の子が拉致されてるということ。
そしてそこには個性を消すことの出来る薬が開発されていてそれを食い止めるのが今回の我々の使命。
そして決行の日。
死穢八斎會の屋敷の周りに集められた私達はそれぞれ事務所で固まっていた。


ウェポン「俺らは先陣切って行くヤツらのすぐ後ろに待機してその後を行く...先陣切るヤツらのフォローと俺らの後ろのヤツらを先に行かせるためだ」

『了解です』

緑谷「風間さん」

『...名前...違うよ』

緑谷「あっごっごめん!...マジルキー」

『うん!...デクはサーナイトアイの事務所だったよね』

緑谷「そうなんだ」

『無茶しすぎないようにね』

緑谷「うん!」


緑谷君はきっとこう言っても無茶をする。
彼は根っからのヒーローだ。
ミリオ先輩とそういう所はそっくりだと思う。


ウェポン「おっ!イレイザー久しぶり」

相澤「相変わらず緊張感ねぇな」

ウェポン「緊張しすぎるとから回るしな...それに俺にはこんな立派なヒーローがついてるし...な?」

『いや、知りませんよ...ウェポンさん私に任せっきりにしないでくださいよ?』

ウェポン「任せろ!かわいい女の子を俺が傷つけるわけないだろう」


私の後ろでウェポンさんと相澤先生が話していたのだがいきなり腕を掴まれて引き寄せられたと思えばウェポンさんに肩を組まれてはニコニコと笑ってくるため呆れたようにため息をつくと腕を掴まれては相澤先生に引き寄せらいつの間にか相澤先生の隣にいた。


相澤「セクハラで訴えられるぞ」

ウェポン「マジで?!」

相澤「未成年相手にはやばいだろ...それも女子高生なんて」

ウェポン「あー...報道になっちまう」


ウェポンさんが頭を抱えながら項垂れているのを見ていつもなら笑うのだが今はそんな余裕はなかった。
相澤先生に掴まれている手が熱い。
心臓がドキドキとうるさいのだ。


相澤「無理すんなよ...危険だと思ったら直ぐにその場から離れろ」

『はい...イレイザーさんも...気をつけてください』

相澤「あぁ」


そう言って頭をポンポンとされて相澤先生はその場から離れていった。
その様子をニヤニヤとした様子で見ているウェポンさんをみては嫌な予感しかしなかった。


ウェポン「なんだよ...お前ら出来てんのか?」

『そんなのあるわけないじゃないですか...生徒と教師なんですから』

18話→←16話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
189人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 雑学、ではなく座学 だと思われます。 (2019年12月1日 1時) (レス) id: 148a2a2a03 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます!デート中にA組に遭遇とかしてほしいです (2019年5月18日 22時) (レス) id: 683b468af3 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 完結おめでとうございます!番外編もみたいです! (2019年5月18日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - Ramu24さん» コメントありがとうございます!誤字のご指摘ありがとうございます!直ぐに修正させていただきます<(_ _)>皆様に楽しんでいただけるようこれからも頑張って更新していきます! (2019年5月15日 19時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - あの、初めまして。気になったのでいいですか?25話の最後あたりの、「お礼を言う」が「俺を言う」になってますよ!間違ってたらすみません!このお話、推しがメインなので大好きです!これからも頑張ってください!失礼しました! (2019年5月15日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:泡姫 | 作成日時:2019年4月23日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。