28話 ページ30
私が卒業して3年という月日が経った。
1年間のサイドキックを経て私は事務所を持たずにフリーのヒーローになった。
主に大きな災害やヴィランとの激突などで全国から依頼されそこに行くことが多い。
ただ私自身あまりメディアを嫌っていて相澤先生みたいにメディア露出派してなくて名前だけが知られている。
そして今私はとある人物と会うために指定された居酒屋に来ていた。
店員さんに通された個室に入ると目当ての人物がいた。
『マイクさん週一ペースで私と飲んでません？』
ﾏｲｸ「そうか？楽しいからいいじゃねぇか！Enjoyしようぜ！」
『はいはい...これとこれ下さい』
店員「かしこまりました」
私を呼んだのは雄英時代に仲良かった先生であり唯一私が相澤先生の事を好きなのを知っていた人物であるマイクさん。
私が20歳の時に成人式で久しぶりにマイクさんに会ってそれからこうしてちょくちょく飲みに行っている。
久しぶり会った時は先生と呼んでいたがもうそういう関係ではないのだからということでさん付けになった。
手元にマイクさんはビールで私はハイボールが届けば乾杯する。
『そっか...成人式でしたね』
ﾏｲｸ「そうそう...お前の大好きなA組の奴らもとうとう20歳だぜ」
『マイクさんは35歳ですもんね』
ﾏｲｸ「四捨五入したらアラフォーだぜ...はぁ...」
『結婚しないんですか？』
ﾏｲｸ「うーん...なんかハートがならねぇんだよな」
『ちょっと意味わかんないですけど相手いないんですね』
ﾏｲｸ「そうそう...ヤバイよな」
『まぁいいんじゃないんですか...焦らなくても』
最近はマイクさんと恋の話しかしてないような気がする。
マイクさんはまだ心にくる人とは出会えてないらしく歳のことも考えるとやばいなと感じてきてるらしい。
ﾏｲｸ「お前の方は？」
『...前から言ってますけど卒業してから会ってませんよ』
ﾏｲｸ「諦めたのか？」
『...まだ...好きですけど』
ﾏｲｸ「あんな仏頂面のどこがいいんだか」
『相澤先生は優しいですから』
ﾏｲｸ「ふーん...ん？」
そう、あれから連絡は一切してないし会ってもない。
だけど未だに相澤先生のことが好きなのだから相当なんだなぁと今更ながら思う。
すると着信音が聞こえマイクさんはスマホを取り出してはそれに出ると何か話していた。
ﾏｲｸ「OK！リスナーの願いなら聞いてやるぜ」
『誰からです？』
ﾏｲｸ「マジックガール行くぜ」
そう言って手を引き歩き出した。
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あ - 雑学、ではなく座学 だと思われます。 (2019年12月1日 1時) (
レス) id: 148a2a2a03 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 完結おめでとうございます！デート中にA組に遭遇とかしてほしいです (2019年5月18日 22時) (レス) id: 683b468af3 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 完結おめでとうございます！番外編もみたいです！ (2019年5月18日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - Ramu24さん» コメントありがとうございます！誤字のご指摘ありがとうございます！直ぐに修正させていただきます<(_ _)>皆様に楽しんでいただけるようこれからも頑張って更新していきます！ (2019年5月15日 19時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - あの、初めまして。気になったのでいいですか？25話の最後あたりの、「お礼を言う」が「俺を言う」になってますよ！間違ってたらすみません！このお話、推しがメインなので大好きです！これからも頑張ってください！失礼しました！ (2019年5月15日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年4月23日 2時
