【名探偵コナン】欠片を探しに

二十欠片 ページ21

「んな！？お前らタイマーが動き出した全員逃げろ！！」



「走れ！！」



走り出した部下達に少し遅れ
座り込んでいる少女を抱きかかえ階段まで走りドアを閉める


背後から聞こえた
ドカ――ン！！という爆発音と、爆風
それに足を取られふっ飛ばされたのを感じた

腕の中にはまだ幼い命がある、こんな所で死なせるわけにはいかない！
離さないようきつく抱きしめ背中に衝撃を受けると共に
意識が遠のいてゆくのを感じた…。


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目を開くと白い天井…どこだ？
傷む身体を起こそうとする
ふと、決して離さないようにと抱えていた小さな温もりがないことに気付く



「！あの子っ、いって！」



ガシャーン！！
右手に繋がれていた点滴が音を立て倒れ
それを聞いた看護師が慌てて駆け寄る



「萩原さん目が覚めたんですね、大丈夫ですここは病院ですよ」



「あの、…小学生くらいの女の子はどこに！」



「女の子…？」



「隣の病室だよ」



「松田っ！いってぇ！！」



「安静に！動かないでください！」



聞きなれた声に身体が反応し、ベッドから起きようとすると背中に走る激痛！
看護師さんに見事に怒られた

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ラッキーなキャラ

灰原哀

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