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「ほな、歩いてみよか」
マスクを外し、ベッドから起き上がる。足を下ろして立ち上がって少し歩いてみると、ややふらふらするもののしっかり歩けた。砂田と呼ばれた看護師さんがその様子を見てニコッと笑う。
「大丈夫そやな！さっすが若い！」
まあ、無理せずな〜と言いながらドアの方へ案内される。今回はみんな軽傷でよかった、とお医者さんや看護師さんたちが話しているのが聞こえた。確かに、凄い爆発音だったからなあ。戸坂先生が奥の方で椅子に座ってパソコンをいじっているのが見えた。
ガチャ、砂田さんがドアを開けてくれる。
「！Aちゃっ」
「は〜いストップ！この子は病み上がりなので、あんまり騒がんといて！もう元気やからダイジョーブ！」
すごい勢いで椅子から立ち上がった蘭ちゃんたちは、砂田さんの言葉に緊迫しきっていた糸が解けたように顔を見合わせた。歩美ちゃんが一歩前に歩み出て、潤んだ目で砂田さんを見上げる。
「お、おねえちゃん大丈夫なの…？」
「妹ちゃん？顔そっくり！大丈夫やで〜まだ顔白いけど。いや、これは元々か！」
アハハ！と笑い飛ばす砂田さんに拍子抜けした様子のコナンくんと目が合う。一瞬驚いた顔をして、コナンくんはすぐに申し訳なさそうに目を伏せた。…うそお、全部私が悪いのにまさか責任感じてる系…？
「あ、そうそう。明日採血だけするから来てな。これ持って、受付いってくれたらええから」
「はい、ゲホッ」
「もし息苦しくなったりしたらすぐウチにかかり。ま、大丈夫やと思うけど。若いから！あ、受付は明日でいいから、はよ帰りね」
じゃ、お大事に〜！と言いながら砂田さんは部屋に戻っていった。
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (4月12日 22時) (
レス) id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
日サロ - ほんまに好きです最新まってます (1月3日 2時) (レス) @page10 id: fa8371b6ca (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - おねぇちゃん😭 (1月1日 3時) (レス) @page10 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 続きが楽しみですｯｯ (9月28日 1時) (レス) @page10 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (4月23日 23時) (レス) @page10 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めんたい先輩 | 作成日時：2019年9月10日 23時
