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「めっちゃ遅いね、いつもこの位？」
『ううん、今日は打ち合わせで……』
「…なんか元気ない？」
『あぁ…ううん、あの……』
何でもない、と言おうとしたけど、今日このまま家で一人で過ごすのは少し、いや、かなり怖かった。
いくらセキュリティがしっかりしてるマンションとはいえ、アザだったり帰宅時間を知られてるってことは何かカメラとかそういうものが仕掛けられてるのかもしれない。
そんな家に帰るのは、とてもじゃないけど怖かった。
『……今から優太くん家行ってもいい？って言ったら、ダメって言う？』
遠回しな聞き方をしてしまったけど、優太くんは「言うわけないじゃん、おいで」って私の封筒を持っていない方の手を引いてくれた。
優太くんの部屋はとてもシンプルで、同じ間取りでも住む人でこうも変わるんだと不思議な気持ちになった。
そういえばここ、怪奇現象が起こるんやったっけ……
そんなのもう、どうでもいいや。生きとる人間の方がよっぽど怖いもん。
手を洗わせてもらったあと、「上着は？脱ぐっしょ？」って優太くんが私の着ていたカーディガンをハンガーにかけてくれた。
「これ可愛いね。どこで買ったやつ？」
『あぁ…どこやったかな、…忘れちゃった』
ソファに座らせてもらって、「こんなのしかなかったわ、ごめんね」って缶コーヒーを冷蔵庫から出してくれた優太くん。
自分用にはビタミンドリンクを持って来て、私の隣に腰掛けた。ソファがまた少し沈む。
「なんかあった？」
『……ちょっとこれ、見てほしいんやけど』
左手に抱えとった封筒を優太くんに渡すと、彼は神妙な面持ちでそれに目を通した。
どんどん深刻そうな顔になってって、半分くらいまで目が追ったところで読むのをやめて、封筒をテーブルに置き、こっちを見る。
「……これ、いつから？」
『それが届いたのは今日が初めてなんやけど、車のフロントガラスのところに置いてあって……でもインスタにしつこくコメントしてくる人が何ヶ月前からおって、多分その手紙と同じ人なんやけど…最近酷かったけんブロックしたら、手紙が……』
説明がしどろもどろになってしまう。
うまく伝わってるかな。
「あー…マジか…最初はどういう感じだったの？」
『最初は、愛してるよとか、浮気しないでねーとか…』
「…気持ち悪いな」
『その時は無視しとって、でも最近、怪我の場所とか家に帰って来た時間とかまで知ってるみたいやって、怖くてブロックして……』
「怪我？」
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まいど！(プロフ) - rryさん» コメントありがとうございます♡更新頑張ります♡ (2021年11月19日 17時) (
レス) @page45 id: 54b71304ec (このIDを非表示/違反報告)
rry - ゆたくん推しです、作者さんもこの作品も最高です！これからも作者さんのペースで頑張ってください！！ (2021年11月18日 22時) (レス) @page45 id: 7243f08c85 (このIDを非表示/違反報告)
まいど！(プロフ) - めめさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます…泣♡ひゅうがくんとももう少し絡められるように頑張りますね！！毎日のお楽しみを沢山提供できるように更新頑張りますので引き続き楽しんでくださったら嬉しいです♡ (2021年11月17日 21時) (レス) id: 54b71304ec (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - ひゅうがくん推しでしたが、俄然ゆうたくん推しになってます！更新楽しみにしてます！！毎日の楽しみがYouTubeとこの更新です！笑 (2021年11月17日 21時) (レス) @page38 id: 2d1f4b7547 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 葵さん» 嬉しいですー♡温かいコメントありがとうございます！優太くんの沼は一度ハマったら抜け出せませんよね…♡ (2021年11月13日 11時) (レス) id: 54b71304ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいど！
| 作成日時：2021年11月10日 23時
