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第3話
アハハと大口笑う友達と、拗ね顔の私。
昨日のことを話すとまぁウケるわけだ。
「んで結局どうしたの？」
「ちょっとキスして終わり。でもちゃんと反応してるんだよ？なにを我慢してるの？って感じ」
「修行中なのかもしれない…」
「結局朝まで一緒にいたけど何もないから、私はもっと攻めてくる方が好きです！って最後に言って帰って来た」
「ナンパする相手間違っちゃったね〜その人。Aなんて…ぷぷ」
「なに？」
「いいえ？あー、でももうそれっきりでしょ？いい経験ってことで」
「それが…」
このタイミングを見計らってるのか、スマホがメッセージを着信した。開くと今話題の彼から熱いメッセージ。
『Aさんに会いたいです』
私も本当に昨日はおかしかったのかもしれない。こんだけネタにしているにも関わらず、連絡先の交換には二つ返事で快諾してしまうという奇怪な行動を取ってしまった。
私は別に会いたくないです。
とは、もちろん返せない。
『お時間が合えば』
そう当たり障りなく交わしたつもりだったけど、そういう意図は汲み取れないらしい。
『いつ頃お時間ありますか？』
『僕はいつでも合わせられます』
立て続けに送ってくるメッセージ。私の退路を断っていく。あと一回くらい会ってみて、今度こそ分かるように言ってあげるべきかもしれない。お金の心配はしないでも良さそうだし。
『それじゃあ明日の夜にでも』
最後のチャンスだから大切に慎重に掛かってこいよ？
会うからには私もそれなりに身なりを整える。メイクも服も死角なし。香りも程よく甘いもの。髪のケアもしっかりした。気合いいれちゃってるみたいで悔しいけど、最後の記憶にいい女として残しておいてくれたら。
待ち合わせ時間10分前に、彼に指定された場所へ向かう。
当然、ジュンミョンさんはそこで待っていた。
今日はグレーのスーツ。髪も上げてて顔つきも男らしい。ううん、文句なし。同じように誰かと待ち合わせしてる女の子がジュンミョンさんを見ている。
「お待たせしました」
「あっ…Aさん。早いですね」
「ジュンミョンさんこそ」
「いえ、僕は勤務先がすぐ近くなので」
言わなきゃいいのに。ここで待ち合わせしましょうって言ったの、自分の会社が近いから？ってなるじゃん。そうなったら一気に興醒めしちゃう。でもここは屈指のオフィス街。高層ビルばかりだし、この人はやっぱりエリートなのかもしれない。
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こむ(プロフ) - ひなさん» ツイッターですが、してないんです〜！なんだか手に余してしまいそうで……でもそう言っていただけるのならいつか作ってみたいなぁ〜と思いました(*^O^*)その際は是非フォローお願いしますね！！笑 (2018年6月10日 14時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ひなさん» ひなさま(´；ω；`)めっちゃ嬉しいです〜(´；ω；`)そんな風に言っていただけるとは…ベッキョンお待たせしました！ご期待に添えることはできましたでしょうか(*^^*)？こちらこそ、いつも読んでくださるひなさまが大好きですよぉ〜！本当にありがとうございます！！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ウラツク離れしている作者さんがいる中で、更新してくださるこむさんが大好きです、、！いつもステキなお話ありがとうございます（ ; ; ）質問なのですが、こむさんはツイッターをしていらっしゃったりしますか？お話のアカウントがあればフォローさせて頂きたいです！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - こむさんのお話大好きすぎます（ ; ; ）終わってしまったのが悲しいです、、、（ ; ; ）いつもベッキョンのターンを今か今かと待っていたので、最後にきて本当に嬉しかったです、、！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - さあやさん» コメントありがとうございます！(*ToT)嬉しいです〜！セフンのお話の続き、思ってたのと違うし長い！ってなりそうなんですけどそれでも良いですか…？(´；ω；`) (2018年6月6日 18時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年5月4日 20時
