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もしかして、ほんとに助けてくれる人?
そうだよ。そうじゃなきゃ今ごろ生きてないもん。人間ってみんな凶暴で怖いと思ってたけど、優しいやつもいるのかな?



「こっちにおいで」



トントン、って自分の胸元を指でさした。
さっきまでそこにいて、ここまで無傷で運ばれたんだ。だったら大丈夫かなぁ。



「…うん、よし。じゃあお風呂いこ」
「おふろ?」
「…入ったことない?」
「…しらない…」


またさっきみたいに抱っこしてゆらゆらどこかに連れていかれる。ガラッと開いた扉の向こうには大きな箱があった。


「お湯が入っててあったかいんだよ」
「……」
「いつもどうやって体綺麗にしてる?」
「…こう」



いつもみたいに体を舐めるとすぐ止められた。



「それはもうしないで」
「なんで?」
「今日からお風呂にはいって綺麗にするから」
「…え?」
「うーん…服、脱げる?脱がすよ?」



変な顔したまま洋服を捲られた。上に着ているやつと下に履いてるやつを脱いだらすぅっと体が寒くなって身震いした。



「そっ…下着とかないのか…やばいなどうしよ」
「さむいよぅ」
「あーごめんごめん、中入って」




白い泡がいっぱい体についている。ふぅってするとぷわって泡が舞った。体をごしごしされたあと頭をごしごしされる。水は怖いけど顔にかからないようにしてくれるから、洞窟の中から滝を見てる気持ちになった。





「これ着て」
「…さっきのは?」
「もう汚いから着ない」
「え…」
「だいたいなんであんな親父くさい格好してたの」
「おやじくさいの?」
「うん…あー下着…は、明日でいいか」



タオルで体を拭いたあと、頭から黒い大きな洋服を被され、下はちょっとダボダボしたズボンを履かされた。だけどぎゅっと尻尾が窮屈で苦しい。



「今日から君は俺が飼うことにする」
「飼う?」
「そう。君のご主人様だよ」
「ゴシュジンサマ?」
「うん。俺はミンソク。君は?」
「A」
「Aね。名前あるんだね」
「?あるよ、みーんな」
「…みんな?」



名前はみんなあるよ。人間はないのかな?でもこの人はミンソクって言った。ミンソク。



「ミンソク」
「ん?」
「尻尾が痛い…」
「えっ、そっかごめん…どうしよっかな、前のズボンどうなってたっけ…あ、穴空いてる。A一回脱いでごらん」
「はい」
「……ちょっと隠して」



ミンソクはズボンに穴を開け始めた。
大きな洋服はミンソクの匂いがいっぱいした。
怖かったのに安心した。

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設定キーワード:EXO , 短編 , シウミン   
作品ジャンル:恋愛
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こむ(プロフ) - みんさん» みんさん!気づくのが遅くなってしまってすみません(T_T)めちゃめちゃ嬉しいです〜〜!サイコ染みたシウミンですが、私もこういう話が好きで書いてて楽しかったので、楽しんで貰えて何よりですもありがとうございます〜〜! (5月25日 11時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - こちらのシウミン大好物で、何回も読んでしまいます。こういう系、読んでて楽しいです! (5月17日 0時) (レス) id: 4f645da4fc (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» いつもありがとうございます〜!うわ〜ん、すきです〜ToT.本当はもっと変な終わり方だったんですが途中で私何書いてんのかな?と我に返ってしまい…笑 このシウミンには言ってはいけない言葉がありまして、それを言ったときは…)^3^( やばい編はこれにて終了です!!笑 (2018年4月24日 21時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 絶対の絶対の絶対に殺されちゃう〜〜><と思って読んでたので………まぁ殺されなくてよかった?とも思ったりもしましたが………どっちも難しい〜〜〜シウミン怖いからなおさら………><でも相変わらず面白かったです〜!!もっとやばくなります??(笑) (2018年4月16日 23時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさまに気に入っていただけたみたいで、すごくすごく嬉しいです!!よかったー!!\(^o^)/これからも読んでいただけるように頑張ります〜!ありがとうございます!! (2018年4月14日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こむ | 作成日時:2018年3月4日 21時

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