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こんなに広い空間を家として捉えていいものか。


足音を立てないように抜き足差し足で歩く私を見て笑ってるジョンデ。いやいや、全然笑えないんですけど…。


こんなところ来ちゃダメでしょ!絶対!
一人暮らしの部屋じゃあるまいし!



「緊張してんの?」
「…帰る」
「なーんで」



もう荷物も車も置いて帰る。来た道を戻ろうと踵を返すと手首を捕まれた。



「しばらく誰も帰ってこないよ」
「そういう問題じゃなくって…」
「はぁ、A」
「………」
「イヤイヤ言いながらここまできたのはAだろ?」
「…なにそれ」
「もう諦めて…靴。回収してきて」



手首を解放されて顎で指図された。
悔しい気持ちになりながら、しっかり自分の靴を回収した。こっちにこいって呼ばれた部屋は、ベッドが2つある広い部屋だった。



「やっと、長い時間二人でいられるね」




嬉しそうなジョンデは、部屋着に着替えながらそういう。仕事中によく見るとは言え、あまり公にしないその体は程よく引き締まっていて思わず目をそらした。



「あのさ、私許してないからね。ジョンデのこと」
「チャニョルにバレたり、だいっきらいってやつ?」
「………」
「俺はAのことだいっすきだよ」



着替えてると思ったのに、上半身は裸のままだった。




「なんで大嫌いなのか説明して?」



優しく微笑むジョンデが近づいてくる。逃げる間もなくもう目の前にいた。喋れば上下する喉仏。視線をあげると、私を見下ろす目がゆっくりと瞬いた。

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設定タグ:EXO , 短編 , シウミン   
作品ジャンル:恋愛
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こむ(プロフ) - みんさん» みんさん!気づくのが遅くなってしまってすみません(T_T)めちゃめちゃ嬉しいです〜〜!サイコ染みたシウミンですが、私もこういう話が好きで書いてて楽しかったので、楽しんで貰えて何よりですもありがとうございます〜〜! (2019年5月25日 11時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - こちらのシウミン大好物で、何回も読んでしまいます。こういう系、読んでて楽しいです! (2019年5月17日 0時) (レス) id: 4f645da4fc (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» いつもありがとうございます〜!うわ〜ん、すきです〜ToT.本当はもっと変な終わり方だったんですが途中で私何書いてんのかな?と我に返ってしまい…笑 このシウミンには言ってはいけない言葉がありまして、それを言ったときは…)^3^( やばい編はこれにて終了です!!笑 (2018年4月24日 21時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 絶対の絶対の絶対に殺されちゃう〜〜><と思って読んでたので………まぁ殺されなくてよかった?とも思ったりもしましたが………どっちも難しい〜〜〜シウミン怖いからなおさら………><でも相変わらず面白かったです〜!!もっとやばくなります??(笑) (2018年4月16日 23時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさまに気に入っていただけたみたいで、すごくすごく嬉しいです!!よかったー!!\(^o^)/これからも読んでいただけるように頑張ります〜!ありがとうございます!! (2018年4月14日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こむ | 作成日時:2018年3月4日 21時

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