【銀魂】空から女の子が降ってきました。21

第八百四十四訓 ページ38

あれから沢山戦った。



＿＿＿＿沢山、沢山戦って。










.











船は全部沈んだ。











…………………………。






………………。






………。










土方「いや何でだァァァァァァ！！！！！！」






あっはっはっは。

いやビックリしたよね自分たちの船死守する系かと思いきや神楽ちゃんが船関係なく敵を倒そうと銃撃ちまくってさ。大暴れだよね。







＿＿＿＿＿そして、沈んだよね。







『緊急用小型艇にジョブチェンジか……』



土方「いやおかしいだろうが！！万事屋が来た途端船への被害が甚大過ぎただろ！てめえら助けに来たのか邪魔しに来たのかどっちなんだ！！！」



銀時「俺達が居なきゃ生き残れませんでしたけどぉ？何もしかしてあんな小競り合いでバテてんの？やれやれ戦は始まってもねェんだぜ」



土方「殺されてえのかてめえら戦犯だろうが！！何で島まで手漕ぎでいかなきゃなんねェんだよ！！」






はぁ……島の沖までは結構遠いんだけど…手漕ぎかぁ…銀時くん達の小舟には神楽ちゃんというチャイナモーターあるから良いけどさぁ……






『っわわわ、！？』



沖田「心配いりませんぜA。チャイナより先にゴールしてやりやしょう」



『え何これ』






と思ってたら、同じ船に乗っていた総悟がどこからか捕まえてきたサメを船に括りつけてスッゲェ速く発進させ始めた。

急にブォォォ！！とスピードが速くなって体勢が崩れたら総悟が支えてくれて。いや紳士かよ。なにドS紳士ってやつ？？キャラブレブレじゃねーか。





(いや……まあ、早いことには変わりないし？いい、のか？)





そうして何とか手漕ぎ小舟問題はどうにかなったのだけれども。






『銀時君、これからどうするんだい？』



銀時「お、Aか。これからどーするって何がだよ？大将取り戻すんだろ？」



『そーだけどそーじゃなくて！！』






私達の小舟が銀時くん達のと並んだので、隣の銀時くんに聞いてみる。問題はまだまだ山積みだからね。






『……奈落が出張って来たってことはそういう事だろ。奈落も見廻組もきっと島の沖の方で待機してるし私たちが見えた途端大砲でもぶち込んでくるはずだ』






＿＿＿＿＿＿そう、奈落の…見廻組のこと。






『佐々木くんは結構手強いよ？』



銀時「……大丈夫さ。手は考えてある」






まあ、負けてやるつもりなんて無いけど。










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