今日は何ー！2 (ページ21)

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初恋？ページ21

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※過去の話
※中学校時代

やまと｢A どの部活入るか決めたー？｣

｢私、バレー部入るよ！｣

やまと｢は！？なんで？バスケだろ！｣

｢いいのバレーがいいの！｣

ずっとみんなで遊んでたバスケットボール
中学上がるまではバスケ部に入ろうと思ってたんだけど

男先輩｢Aちゃんって言うの？是非バレー部遊びに来てよ｣

中学生ってチョロいもので
話しかけられた3年生の先輩がキラキラかっこよく見えた

優しく教えてくれてさ
人を好きになった感情初めて感じた

やまと｢ねぇなんでバレーなのぉ…｣

やまと｢ゆうたもゆうまもあっちゃんもひゅうがもみんなバスケなのに…｣

やまと｢マネージャーしてくれよ～｣

｢私じゃなくてもクラスの女子バスケのマネージャーするって言ってたじゃん(笑)｣

やまと｢俺はAがいいの～！｣

ずっとバスケ部ゴリ押ししてくるやまとを押しのけて
迷いなくバレー部に申請を出した

あれから１ヶ月

やまと｢A～帰ろ！｣

｢ごめん先輩待ちたいから今日も先帰ってて｣

やまと｢…最近ずっとじゃん。わかった…｣

日に日に先輩を追いかけるようになっていた私
先輩のシューズを持って体育館の前で待つ

ゆうた｢おつ A｣

｢あ、ゆうたおつかれ～｣

ゆうた｢やまとは？先行ったと思ったけど｣

｢私、先輩待ってるからさやまと帰ったよ｣

ふ～んって言いながら
ニヤニヤ私を見る

｢なに？(笑)｣

ゆうた｢Aさわかり易すぎ｣

ゆうた｢先輩の事好きなんだろ(笑)｣

｢別に…違うし(笑)｣

ゆうたにいきなりそんなかと言われたから
動揺してるのが自分でもわかる

ゆうた｢だからバレー部入ったのもわかってるからな(笑)｣

ゆうた｢可愛いやつ～まぁ俺も帰るわっじゃあまた明日な｣

そう言って小走りで帰って行った

うわぁ～ゆうたにバレてた…
恥ずかしくって多分私顔赤かったよねぇ

先輩｢あ、Aお待たせシューズありがとう！｣

先輩と歩く家路
たわいもない話で盛り上がるけど
ドキドキ鼓動が動いてしんどい…

先輩｢俺ら夏の大会で終わりだからさ… 受験終わったらまた部活出てやるよ(笑)｣

先輩｢じゃあまた明日部活で！おつかれ｣

先輩と別れて
話した内容を頭の中で思い浮かべ
幸せだと微笑む