♥ 恋せよ乙女 - Yuta ページ1
♡♡♡
「 あ、いらっしゃいませ！今日は何をお探しですか？ 」
Yuta「 どうも。あの、いい感じのトレーナー探してて 」
「 あ！トレーナーでしたら新作が出まして…！ 」
私の職場に最近良く来るイケメン。
一重で、涙袋がぷっくりしてて、名前は分からないけど、コムドットのあの人に似てる。
Yuta「 うわ、かわいすぎる 」
「 ですよね！この色味、最近流行ってるんです 」
Yuta「 これに合うパンツとかあります？ 」
「 この色味に合うパンツですとこちらになっております！足首部分のワンポイント刺繍がとっても可愛くて…あっ 」
自分が語りすぎてることに気がついてすぐに口元を抑える。
キモイって思われたかな？とチラリと顔を確認する。
Yuta「 っあはは！ありがとうございます、じゃあこのふたつでお願いします 」
「 す、すみませんっ。ありがとうございます！ 」
Yuta「 お姉さん、いくつなんですか？ 」
「 え？ 」
Yuta「 ほら、お若いので。あ、答えたくなかったら全然 」
「 あ、えと、24歳です！ 」
慌てて年齢を言うと、つぶらな瞳をぱちくりと瞬きしてからにっこりと笑って言う。
Yuta「 同い年だ、俺ら 」
まるでエコーがかかったみたいに、スローモーションになったみたいに、周りに花が咲いたみたいに。
とにかく、とんでもない衝撃が私を襲った。
Yuta「 大丈夫？ 」
「 …っは、あ、すみませんっ 」
Yuta「 いや、俺は全然。 」
なにこれ、顔暑すぎる。絶対赤くなってる。
必死にパタパタと顔を扇いで誤魔化そうとする。
バクバク、という心拍音が目の前に彼に聞こえちゃいそうなくらい大きくて、どうしようもなく恥ずかしかった。
「 あ、お会計！そうだ、お会計しますね…！ 」
Yuta「 ははっ、お願いします 」
放心状態から我に返り、慌ててレジに入ってお会計をする。
「 えーと、合計で1万4000円になります 」
Yuta「 あ、現金で 」
「 1万5000円お預かり致します 」
レジをしてると心拍もどんどんと落ち着いて、顔の熱も分散された、ような気がする。
「 1000円のお釣りになりまっ、 」
Yuta「 俺、佐藤優太って言います。LINE交換しませんか 」
「 っへ？ 」
お釣りの1000円札が私の手からひらひらと落ちていく。
彼、優太くんの低い囁き声が鼓膜を揺らす。
ぐらっと目眩がしそうなくらい優しい声で、耳に熱が集まるのがわかった。
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サトウ(プロフ) - まといさん» わ！本当ですね😹ご指摘ありがとうございます、治しておきます💪🏻 (2022年12月12日 21時) (
レス) @page4 id: 3c8b522ccf (このIDを非表示/違反報告)
まとい(プロフ) - 【ポケットに手】ってことです（？） (2022年12月12日 17時) (レス) id: 0d3bb14795 (このIDを非表示/違反報告)
まとい(プロフ) - すみません！！｢スカして手にポケット入れてるからだよ｣じゃなくて､｢ポケットに手入れてるから｣じゃないですかね💦細かくてすみません！！更新頑張ってください！応援してます🔥 (2022年12月12日 17時) (レス) @page4 id: 0d3bb14795 (このIDを非表示/違反報告)
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