ちょい悪オトコの目覚めた恋～yunho～ (ページ7)

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ニヤけた理由 side you ページ7

A｢そういえば長期滞在するって言ってたけど、どれくらいいるの？｣

ユノに聞こうと思っていたけど聞く間もなく朝を迎えてしまい結局レッスンに来たチャンミンに聞くことに

チャンミン｢1クールです｣

1クール？
て、ことは3ヶ月くらい？
ほんとに長いんだ

A｢珍しいね。そんなに長くいるなんて。｣

チャンミン｢ちょっと大きな仕事が…あ、言っちゃだめなんですけど(笑)｣

クシャッと悪戯っぽい顔で笑う

A｢そっか。頑張って！｣

ツアーとかではなさそう
ならテレビか映画関係？

東京に滞在する日が多いなら頻繁に来るかもしれない…
なんて、ちょっとユノの事を考えた

チャンミン｢何ニヤけてんですか。僕たちが長く滞在すると嬉しいですか？｣

A｢別にニヤけてなんか…｣

だめ…
ユノのこと考えただけで顔が緩んじゃう…

チャンミン｢もう先生ってば。そんなに僕といるのが嬉しいんですか？｣

A｢え？もう(笑)どうしてチャンミンなのよ(笑)｣

チャンミン｢じゃあユノですか？｣

ドキッ…
だめ…動揺しちゃ…
チャンミンにバレる…

A｢そ、そういう事じゃなくて…あのね。個人的に好きとかそういう意味じゃなくて｣

チャンミン｢個人的にって意味がよく分からない。そうやって難しい事をいってごまかすのか？お？｣

拗ねるとタメ口になるチャンミン
これは食べ物で誤魔化すしかない

A｢ねえ。チャンミン。レッスンはこれで終わりにして、おやつにしよっか？｣

チャンミン｢おやつ？子供か僕は。お？｣

A｢そんなこと言うならあげないわよ？とっておきのデザートがあるのに。｣

チャンミン｢とっておき…先生がそんなに言うなら食べてあげてやってもいいです。持ってこい。お？｣

A｢はいはい(笑)待ってて。｣

上の階の自宅に戻って冷蔵庫に入ってるレアチーズケーキを取りに行った

朝から作っておいたレアチーズケーキはいい感じに冷蔵庫の中で冷えていた

A｢半分残しておけばいいわね(笑)｣

ユノの分を取り分けて下のレッスン室にケーキを持って行った