最初の出会い side you&changmin ページ5
A｢もしもしお母さん？ごめん。今日も帰れそうにないわ…着替えもあるからいい。お風呂？入ってるよ。近所に24時間営業の銭湯があるの。そこに行ってるから。あー！もう！そこに女の話とか持ち込まないで！忙しいから切るね！ったく！こっちはあなたの大好きなアイドルのために連日徹夜で頑張ってるっつうの！｣
VCRの編集は正に佳境に入っている。
裕二｢うぉーっ！なんで？なんでここの音が小さくなる？！コンテコンテ！編集点間違ってんのか？！｣
光輝｢ブツブツ…ユンホ…チャンミン…ユンホ…ブツブツ…｣
カット割り事に提出。
相手方のチェックが入り、ダメならまたやり直し。
その分、どんどん全体の編集が遅れていくという編集ならではの負のループ。
A｢いい気なもんよね…こんな苦労…当の本人たちは知らないでしょ…？どーせ…｣
何も知らなかった私はこんな事を呟いてた。
まさか、彼らの誠実な一面を目の前で見ることになるなんてこの時は想像もしていなかった…
A｢お腹空いた…コンビニ行ってこよ…｣
【東京・宿舎】
ユノ｢ダーッ！｣
ブチッ！
チャンミン｢強制終了？！ヒョン！いいんですか？！そんな事して！ゲームのデータ消えちゃいますよ？！｣
ユノ｢なあ！なんで来ないんだ？！｣
チャンミン｢はあ？｣
ユノ｢Insanityだよ！待ってるのに！ずっと来ねーの！勝ち逃げか？！俺、負けっぱなしで悔しいんだけど？！｣
知るか。
なんだよ狂気って。
たかがゲーム一つでなんであんなに沸点が上がったり下がったりするんだ？
チャンミン｢…やってられん…｣
テキトーに宥めて夜中の宿舎を出た。
チャンミン｢あーめんどくさい…テキトーに時間潰して帰ろう…｣
そう呟いて向かったのはいつものコンビニ。
店内で食べれて、夜中という時間帯からそんなに人目も気にしなくてよかった。
そして手に取った北海道生搾り！
ツマミはツナマヨ最後の1個！
チャンミン｢ぷはぁ！やっぱこれに限る！｣
一人缶ビールを堪能しているとふらふらとした足取りで女の人が入ってきた。
脇目も触れずおにぎりコーナーへ向かっていったその人をなぜかじっと見ていた。
｢嘘でしょ…｣
泣きそうな声が聞こえてきた。
A｢ツナマヨがないなんて…｣
チャンミン｢…｣
テーブルに置いてあった僕のツナマヨをそーっと袋に戻した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 603人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sana(プロフ) - こんなに笑ったの初めてです。面白すぎます。チャンミンファンで他の作品も読ませていただいてますが、このお話にはまってしまいました。 (2019年10月6日 18時) (
レス) id: 7d020decc7 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - 初めまして。 (2019年10月6日 18時) (レス) id: 7d020decc7 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ギャラ子の許可はいらないわよwOKでーす＼(^o^)／ (2019年6月10日 20時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
bubu(プロフ) - wakaさん» 何回も読んでくれてありがとう！てか、ギャラ子の許可取ってなかったね(笑)ごめーんw (2019年6月10日 15時) (レス) id: 515c9b5816 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 何回も読んで思うのが、私だけじゃなく、うちのギャラ子まで登場wwwwwwww一度、言っておきたかったwwwwwwwwwwww (2019年6月5日 16時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu
| 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2018年10月24日 22時
