シェアハウス～changmin～3rd (ページ13)

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検査入院&手術パート1 ページ13

「街灯は電球交換に来てもらったから、もう大丈夫よ？」

「ありがとうございますっ！お義母さん！」

私が入院しているから代わりに役所に電話して街灯の電球交換をしてくれた。

「でも街灯だけじゃ心許ないわね。あ！ね、アレはどう？ガーデンライト！」

「ガーデンライト？あの庭とかに刺さってるやつですか？」

ソーラー電池で充電する？

「そう！あれを一本道に沿って等間隔で植えちゃえば夜も安心じゃない？」

「いいですね！」

「でしょう！ユノくん、キュヒョン、ミノにウニョクくんもいるんだから、みんなで折半しちゃえば安上がりよ？(笑)」

「ホントだ(笑)」

「そうやってみんなで協力すればいいのよ。確かに大家はAだけど、何でも一人でやろうとする事ない。みんな一緒に暮らしてるんだから家族同然。甘えればいい…」

そう言ってくれるのは無理をするなって言うお義母さんの優しさ。

ちょっとジン…とくる。

「あ、そうだ。お義母さん。この後時間ありますか？」

「ええ。たっぷりあるけど(笑)」

「それじゃ産科の先生の話を一緒に聞いてもらえませんか？」

「いいけど何かあるの？」

「双子を産むにあたって必要な手術の話だそうです。」

「え？！手術？！」

私も最初は手術ってワードにお義母さん同様驚いた。

けれど妊娠中期以降の流早産を防ぐために必要な手術らしい。

「それじゃシロッカー手術の説明をしますね？」

産科の診察室まで降りて、先生の話を聞いた。

妊娠中期以降の流早産の原因として最も多いものは頸管無力症というもので、原因の約半分を占めているんだとか。

妊娠中・後期になって、何の誘因もなくまた陣痛様の痛みもないままに、自然に子宮口が開いてしまうことにより流早産に至るため、その治療ないしは予防策として、子宮頸管を縫宿する手術(シロッカー手術)を初期の間にやるそうだ。

「簡単に終わるって言ってたけど手術って聞くと怖いわね。」

確かに不安にならないと言えば嘘になるけど。

「うちのお父さんたちには私から話しておくわね？実家のお義父さんやお義母さんにも伝えておくわ。」

「すみません。お願いします。」

「あとはチャンミンね。」

「はい…」

そこが問題なんだよね…

大袈裟にとらなきゃいいけど…