【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ43)

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柳色と桃色6 ページ43

【日向side】

まさか火神がここまで勉強出来ないとは思ってなかったから、全員がかりで教えると決定した

そして、飴宮と萩本の方に全員の視線が向かう

実は二年の中で予想をつけていて、その予想だと萩本はそこそこいいだろうと思っている

だが飴宮は本気で予想がつかなかった

時折“予想通りだ”みたいな発言するし、頭よさそうなんだけど…

言葉と目から出てくる無気力さで、勉強するタイプには見えない

しかも“スロースターターです”とか言ってたし、マジで勉強してるところが想像つかない…

けど俺達は忘れていた

この二人があの偏差値がバカみたいに高くて有名な、霞ヶ丘中出身ということを…

＿＿＿

相田「じゃあ二人とも！見せて！」

萩本「はい…えっと私…日本史と世界史が苦手なんですけど…」

日本史なら俺が教えれる…！

戦国武将なら完璧だ！

小金井「飴宮は？苦手教科とか」

飴宮「……全部同じくらいです」

大丈夫なのか…？コイツら……

テスト結果↓

(萩本)日本史 96 古典 97 化学 98 英語 99 他 100 2位/308人中

(飴宮)オール100 1位/308人中

＿＿＿

二年「「学年トップ２！？！？」」

マジかよ！？

しかも飴宮、オール100って何！？

てか萩本、全然日本史苦手じゃなくね！？！？

黒子「二人とも霞ヶ丘ですし…飴宮君は首席入学で学費免除ですからね…」

いや、なんでお前ら誠凛来たの

飴宮「色々と理由はありますけど、(多分学校側の評価に繋がるからという理由の)学費免除は結構大きかったので」

心読まれたし！？

その後、予定通り“バカガミ学力アップスペシャルチーム”が結成され、“バカガミ学力アップ作戦”が実行された

日向「けど、飴宮と萩本いたら大丈夫じゃないか？火神の勉強…」

相田「二人共！何かいい勉強法とかある？」

飴宮「んー………特には」

は？

日向「お前がいつも勉強してる方法でいいんだぞ？」

飴宮「え…特に何もしないです。宿題やって教科書読むだけで」

二年「「教科書読むだけ！？！？」」

え、コイツそれでオール100とかマジ！？

萩本「桜太は根本的に頭の作りが人間と違うんですよ」

飴宮「1mmもフォローになってないから」