【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ4)

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飴色と萩色3 ページ4

【飴宮side】

＿＿＿ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

よし、帰るか…

萩本「桜太！帰ろー！」

飴宮「…うん」

注目浴びるから、ドアから叫ぶのやめてほしいんだけどな…

俺今、一応バスケ界からは姿を隠してるわけだし

というか今日、休み時間に黒子がこの教室にやって来たらしい

昨日海常と練習試合やってたし、何か嫌な予感がして今日の放課は教室で過ごさなかったけども

水樹「それでね、その時友達が______」

水樹と話ながら歩いていると、ドリブルの音が聞こえてきた

ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ))

忘れもしない、“大好きだった”この音…

…嫌いに、なれたらよかったんだ

バスケを辞めた後も、暫くは心のどこかでこの音を探していた

家に帰って勉強机に向かう…こんな生活をしていれば、いつの間にか聞こえなくなっていたけど

勉強に疲れれば、机の横にあるバスケットボールに目をやり、もう一度視線を教科書に移す…それを繰り返していたな

そんなことを思い出していると、いつの間にか体育館のドアの前にいた

音に惹きつけられた…なんてな

萩本「ねぇ、帰らないの？」

飴宮「…ちょっとだけ待って」

少しだけ、覗いてみようかなって思ったり…

いや、ドアは開いてるんだけど

俺は少し彼らのバスケを見ていた

どう考えても日本一を目指せるようなレベルじゃない

てか、ここに“鉄心”がいるっていう噂嘘だったのか…？

アイツがいなかったら、日本一…いや、全国なんてまず無理じゃん

？「あの、何か用事？」

後ろから声をかけられ、振り返ると…茶髪の女の人がいた

って、おいおいこの人、もしかして…読み取る目(アナライザーアイ)持ってる…？

あ、クラスの男子達が話してた、2年生の監督さんか？

確か名前は、相田リコさん

なら尚更ヤバイ、よし、帰ろ

飴宮「なんでもないです、帰りますね、俺…((相田「ねえ君、もしかして飴宮君？」……ハイ」

あーあ、この感じ、もう既に俺のこと知ってるな…

黒子かな？話したの

小金井「何々？どしたの監督…あれ、その子は？」

監督さんの声で、バスケ部のメンバーが俺のところに集まってきてしまった

？「あれ、飴宮君？」

と、そこで聞こえて来たのは黒子の声

萩本「あ、黒子君！」

日向「(黒子の事が認識できてる(見えてる)…！？しかも、飴宮ってまさか…！)」

黒子「お久しぶりです。今日ずっと探してたんですけど…
単刀直入にすみません。水樹さん、飴宮君。バスケ部に入りませんか？」

本当に単刀直入だな