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信ちゃんに、抱きしめられた。







だけど、突き放しちゃった。









なんでだろう。






本当は嬉しかったのに。









そうか、あれは信ちゃんの本意じゃないって分かってたから








嫌、だったんだ









その後、教室に戻りたくなくて








保健室に向かった。








ヤス先生に聞いてもらお。









「失礼しまーす、………」









ヤス先生しか居ないと思ったのに、









渋「あ、村上のや。」









………渋谷君がいるとは。









「信ちゃんの、じゃないけど…」









渋「ほーん、そーなんや、」








なんか、渋谷君って話す言葉、全部平仮名だよね









渋「じゃ、村上のこと好き?」







「嫌いじゃないです。」









何でここで“好きです”って言えないんだろう。









本当、私って素直じゃない。









渋「ほなら、大倉は?」









「嫌いじゃないです。」









渋「変わっとるな、自分。」








え、そうかな。








…………じゃなくて、







さっきから渋谷君のペースに流されてるじゃん、私。









「あの、ヤス…安田先生は?」









渋「知らん。


  ここには、おらんで。」









なら、ここには用は無いや。








保健室から出ようとすると、渋谷君に手首を掴まれた。









渋「自分、村上のこと好きやろ?」









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11→←9 村上side



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設定タグ:関ジャニ∞ , 村上信五 , 大倉忠義   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:空フル | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年2月25日 17時

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