m i n t ページ15
白石「どうしようか、」
「治療法変えてもいいけど負担大きくなるし考えものね」
2人でそんな会話をしながらエレベーターを待つ。ちょうどキリがいいところでチーン、という音と同時にドアが開いた。
藍沢ともう1人男の先生。黒い服だから脳外科の先生、と頭を回しながら乗り込んだ。
「白石先生どうです? 藍沢救命で迷惑かけてないですか?」
白石「口悪くて困ってますけどね、ま、昔からなんで」
あ、藍沢眉毛ピクリ、て動いた。反応してるな、これは。
「2人ともよく知った仲って感じですもんね、あ、」
ちら、と顔を確認しようとしたら目が合った。
「あ、ああ！噂のA先生」
私の胸元を見て名前を見るなりこの一言。
「噂ってなんですかあなた誰ですか」
いつの間に白石のこと知ってるし私のことまでって怖いわ。そんなのお構い無しに近づいてくる黒い人。
「新海って言います、こいつと同じ脳外です」
「脳外は見たらわかります」
白石「蒼瀬先生冷たい…」
くるもじゃ、の先生は新海というらしい。割と長く務めているのに関わりがなかったことに驚き、とのこと。知らないよ、そんなこと。
「てか噂ってなんです」
新海「救命に�猴�沢の女版みたいな先生�瓩�いるって噂です。藍沢本人に聞けばA先生、って聞いて、興味あったのでお話出来て嬉しいです」
「ああそうですか」
新海「本当に藍沢と同じ真顔なんですね〜」
「へぇ」
新海「よかったらご飯白石先生行きましょう、藍沢の愚痴聞きますよ。勿論A先生も」
「私パスで」
白石「あ、はい…?」
真顔で返す私と頭にハテナを浮かべたままの白石。それに対し笑顔の新海先生。
新海「A先生はどういう系がいいですか?」
「ねぇあんた話聞いてた?」
新海「あ、じゃ、また！」
よくわからない不思議な先生。嵐のように去っていった。下の名前で呼ぶのはやめて頂こう。とりあえずあのくるくる触りたい、と思ってしまった自分を殴りたい。
白石「今のどういうことかな」
藍沢「そのまんまだ、誘ってるんだ」
「行くなら気をつけなよ白石先生」
白石「蒼瀬先生行かないの?」
「気分次第」
白石は途端に、しゅん、となる。行くなら一緒がいい、とのこと。可愛すぎかよ。
「てか藍沢。私女版あんたとか嫌よ」
げしり、と足を踏む。
藍沢「周りからよく言われるからな」
─────ミントで可愛い先生で有名
とは言えず心にしまった藍沢を誰も知らないのであった。
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レイ(プロフ) - 再開待ってます。 (2019年11月25日 23時) (
レス) id: ffae72cfbe (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になってますが終わりですか？ (2019年9月2日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます！もう更新されないのでしょうか？ (2018年10月16日 11時) (レス) id: 6124a9987a (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち - いつも見てます！このお話が大好きです！更新がんばってください！ (2018年7月6日 19時) (レス) id: 79846cf961 (このIDを非表示/違反報告)
Nana(プロフ) - Rayさん» Rayさんいろんな人に細かくしてますが、手当たり次第いろんな人に誰彼構わずリクエストしてるようです。迷惑だと思いますよ。 (2017年11月1日 5時) (レス) id: 3273862ca4 (このIDを非表示/違反報告)
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