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「たっだいま〜！！！」
結局裕太が帰ってきたのは
あの連絡があってから1時間後くらい
“今から帰る”とは笑
いやいや、どんだけ遠いとこにいたのさ笑
そう直ぐにツッコミたくなるのを抑えて玄関へ
「裕太おかえり。ちょっと遅かったね」
「あー、連絡してから？」
ぎゅーっと思いっ切り抱きしめられたと思いきや
ひょいっと持ち上げられそのままリビングへ。
「本当は9時半には家についてる予定だったのになんか渋滞に引っかかっちゃって笑」
そのままソファーに優しく降ろされると
荷物を置き裕太も横に座ってきた
「え、心配してくれた？」
「まぁ結構時間空いたから。そりゃするよ」
「ふふっありがとね〜」
髪を優しく撫でられながらじーっと裕太の方を見てると
さっきの雑誌の裕太を思い出した
やっぱ肌白いなぁ。良かった透けてなくて笑
それにしても、、、
雑誌より近い本人は本当に綺麗
白い肌にパッチリとした目
長いまつ毛と高い鼻、綺麗な口元
毎日見てるはずなのに
彼には毎日ドキドキさせられる。
「A？さっきから本当にどーしたの笑」
「あ、いや笑なんでもないよ」
これも言ったら調子乗りだすから
心の中に秘めておこう笑
そう思いながら私も裕太の頭を撫で返す
「ちょ！何すんの！笑」
「先にやってきたの裕太でしょー！笑」
「確かに」
そう言うとまたわしゃわしゃーっと
さっきより笑顔で雑に撫でてくる
多分、彼女の私にしか見せないこの裕太。
そしていつでもマイペースでゆるふわ自由な、
どんな人にも人気なアイドル玉森裕太。
どっちもかっこよくて可愛くて
とっても愛おしい
これからもいっぱいドキドキさせてよね？笑
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作者名：桃 葉 こ な つ | 作成日時：2023年1月22日 4時
