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お互い目をぱちくりさせてると
後ろから2人の笑い声が聞こえた。
「ふはっ笑やっぱお互い理解してねぇ笑」
「ね。まぁ理解できないよね笑」
そう言いながら2人でずっと笑っているが
こっちはなんも理解できてない。
「ちょ、裕太…？理解が…」
「あ、そうだよねごめん笑面白くて笑」
「え？」
「あの人みつの彼女さん」
…え。
彼女…さん？
「ええええええ？！ちょ、女優さんじゃないの？！」
「いや、こいつ俺の彼女」
後ろを振り向くと北山さんが
その人の横にたっていた
「Aちゃん…だよね？たまからよく聞いてる。」
「あ、はい…よろしくお願いします？」
「いや、固すぎ笑もっと気軽に絡んで笑」
そう言ってくれる彼も
とても話しやすい人だと思った。
すると隣にいるあの彼女さん？が
「ちょっと、みっくん？」と北山さんをつついた
「私だけ話しおいていかれてない？」
「あ、ごめん忘れてたわ」
「おい。」
「この子Aちゃん。たまの彼女ね」
「えっと、よろしくお願いします」
「……えええええええ？！女優さんじゃないの？！」
わあ私と同じ反応。
まぁそりゃそういう反応になるだろうね
まさかのメンバーの彼女さんだとは思わないだろうし。
「ちょっとみっくん！なんで言ってくれないの？！」
「だってサプライズの方が面白くね？笑」
「裕太も！言ってくれたらもっと素直に着いてきたのに！」
「あ、そーなの？ごめんごめん笑」
それにしてもびっくりだ。
北山さんに彼女がいるとは…
これ、他のメンバーさん達にもいるのかな
するとまた裕太が口を開いた
「びっくりした？」
「そりゃーびっくりしたよ笑」
「そーだよね笑でも、仲間がいる方が心強くない？」
「え、？」
「ほぼ変わらない状況じゃん？彼氏がアイドルで…って。そういう人なかなかいないでしょ？だからこういう話せる人いた方がA的にも少しは楽かなぁって」
「裕太…」
また…私のこと考えて…
本当に、優しすぎるって
すると後ろから「あの！」という声が聞こえた
「Aちゃん…だったよね？良ければちょっとお話しませんか？！」
「…！ぜひ！」
こうしてメンバーが全員揃うまでの間
少し4人で話すことにした
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作者名：桃 葉 こ な つ | 作成日時：2023年1月22日 4時
