バネルという男 ページ9
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パン「さっきの子、ものすごい勢いだったわね。」
夕食を食べながら、パンジーがそう言う。
「ね、あんなに初対面の人に話しかけれるの、本当に尊敬するよ。」
そう言いながらバネルの方を眺めると、先程のおひさまみたいな笑顔はなくなり、ツンとした表情で同級生と話していた。
パン「え、なにあれ、こわっ。」
しかしそのすぐ後。
私が見ていることに気づくと、周りに花が咲くような、パァァ！！とした笑顔でこちらを見てきた。
ドラ「...気持ち悪いやつだな。」
笑顔で手を振ってくるバネルに小さく手を振り返していると、ドラコがそう呟いた。
セオ「Aが大好きなんだろうな。」
「嬉しいけどなんで私なんかを...、」
そんなこんなで夕食後。
寮の談話室でドラコと話していると、私の前にバネルがやってきた。
バネ「A！どうやってキメラを倒したのか聞かせてよ！」
「え、でも...、私は特別魔法が得意なわけじゃないし...。たまたま不思議な体に生まれたから運良く倒せただけだよ。」
それでもしつこく聞いてくるから、私の体質のことや倒したときのことを話した。
「...ね？だから私がすごいわけでもないし、ただ運が良かっただけなの。」
バネ「そんなことない！運も実力のうちっていうし、なによりキメラを倒したのはすげぇ！！やっぱりAは俺の憧れ！！Aと同じ寮になれて嬉しい！！」
「あ、ありがと...、」
バネ「これからよろしくな！」
そう言ってバネルは笑顔で去っていった。
そんなバネルの背中を睨んでいるドラコ。
ドラ「アイツは嫌いだ。」
「珍しい...、グリフィンドールじゃないのに？？」
ドラ「グリフィンドール以外でも嫌いなやつは居る。セドリック・ディゴリーもそうだ。」
「へぇ。セドリックは皆に好かれてるんだと勝手に思ってたや。何か理由でもあるの？？」
セドリック、人気者だって聞くし。
ドラ「...気に食わない。」
...うん、そういう事もあるよね、。
ドラ「そういえば...好きな人がいるのは本当か？」
「ん？あぁ、本当だよ。」
ドラ「本当に意外だ。そんな素振り全く見せなかったのに。」
「そんなに？？結構分かりやすかったと思うんだけど...、」
ドラ「君は感情を隠すのが上手いらしい。」
「隠してるつもりないんだけどね、。」
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真昼 - 続きがとても楽しみです！！ (2023年2月18日 14時) (
レス) @page46 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
アサギ - すごく面白いです！あの、ネタバレに含まれるから教えていただけなくても構わないのですが、｢一部救済｣の中にスネイプ先生は含まれますでしょうか…？多分聞くべきじゃないと思うんですけど不安で…ｱｯ応援してます！ (2022年5月25日 0時) (レス) id: d4726cb159 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - サラさん» わぁあ！！ハリーポッター面白いんでハマっちゃうのものすごく分かります❕神作だなんて嬉しすぎます😳!!これからも更新頑張らせていただきます！！ (2022年4月18日 11時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - 最近ハリーポッターにハマり出したんですよ！だからこの小説ほんとに神作！コレからも，時間が空いていれば更新してもらえればありがたいです！ (2022年4月1日 21時) (レス) @page23 id: f15528bb75 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - ner20210207さん» ありがとうございます！！これからもできるだけたくさん更新できるように頑張らせていただきます！ (2022年3月26日 15時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年1月10日 17時
