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それからトトおじさんとコーザに別れを告げ、アルバーナの宮殿に戻った。
部屋に入れば、寝ているルフィさんを眺めているゾロさんがいた。
「そんなにルフィさん見つめてどうしたんです...はっ、もしかして...！ルフィさんの事好き「なんっでだよ！！」なぁんだ、違うんですか。」
ゾロ「お前の思考回路はおかしいんだな。」
「うっさいですよ。」
ゾロさんの隣に座り、ルフィさんを眺める。
ゾロ「七武海に勝ったんだな、コイツ。」
「そーですねぇ。クロコダイルが間抜けで良かったですよ。」
ゾロ「間抜け？」
「はい。能力に頼りすぎてました、あの人は。」
ゾロ「もしお前がクロコダイルと戦うことになってたら勝てたのか？」
興味津々にそう聞いてくるゾロさん。
「そうですねぇ。どうでしょう。真正面から小細工無しで１VS１でってなったら無理だったかもですね。」
そんな私の言葉に、首を傾げるゾロさん。
「私、弱いんです。」
ゾロ「はぁ？」
「私戦うの苦手なんですよねぇ。諜報とか情報収集、救助、戦闘のサポートならバッチリですけどね。あと大勢を一度に倒すのにも長けてます。あー、潜入は1度ミスりましたけどもうミスりません。」
ゾロ「そう言いながらもお前、強いだろ？」
「私そんなにすごい人じゃないですよ。」
ゾロ「悪魔の実の能力も強いじゃねぇか。」
「あれは私熱いから嫌なんですよね。」
ゾロ「熱い？？」
「はい。」
そう言って自然系と超人系のメラメラの実の違いを説明する。
ゾロ「お前...自然系よりもお前の能力の方が火力は強いんだろ？下げれねぇのか？」
「出来るならさっさとやってますよ。熱くて仕方ないですもん。だからあんまり使いたくないんです。爆発的に放出しますから1度使えば腕後ろに吹き飛ばされますし。それに私熱いの苦手なんで。焼き鳥になっちゃいますよ。」
べー、と舌をだしてそう言う。
すると、部屋の扉が開いて誰かが入ってくる。
サン「ぬぉっ！マリモテメェAちゃんとなに2人きりでイチャイチャしてんだ！！」
ウソ「お！ダメだぞゾロ！Aには迎えに来てくれる王子様いるんだからな！」
「だからあいつは王子でもないし私は姫でもありませんってば！」
ゾロ「誰がマリモだまゆ毛コック！それにルフィもいるだろが！！」
サン「ルフィはぐっすり寝てるだろうが！」
「...なんで喧嘩始まってんですか。」
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年10月14日 20時
