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マリ「あなたの能力はね。触れたものを崩壊させることが出来るの。それは触れたところから段々と伝染するように広がっていくわ。覚醒すれば触れたものと触れ合っているもの、更にそれと触れ合っているもの、すべてを壊す。この世界を丸ごと壊すことだって出来るの。」
突然そんなことを言われ、困惑する。
マリ「そんな力を持ったあなたを政府は捕らえようとする。悪い人達はそんなAを捕まえようとする。だからA。その能力のことは隠して生きていきなさい。」
「う、うん。わかった。誰にも言わない。」
マリ「約束よ？」
「うん。約束。」
それから私は、すぐにこの力を制御できた。
でも、この力を狙って父は私を捕まえに来た。
成長していくうちに、この力の危険性と、世界が敵に回ることはより強く理解した。
もちろん怖いけれど。
もうどうすることも出来ないことは分かってる。
「能力のことはこんな感じ。私が隠していたことは簡単にだけど全て話したよ。私はローとドフラミンゴにどんな関わりがあるのかは知らないけど、ローがドフラミンゴを倒すというのなら私も連れて行って欲しい。私は、母さんと島の人たちを殺したあの男を許せない。」
ロー「...それはおれが止めていいもんじゃねぇだろ。好きにしろ。」
「ありがとう。」
そうして私はローの部屋に行き、さっきまでみんなが集まっていた部屋に戻った。
みんなはまだそこから動いていなくて、私が戻ると皆が集まってきた。
ペン「A！お前も行くのか！？」
「うん。行くよ。」
シャ「おれ達も連れて行ってくれよ！キャプテンとAの力になりてぇよ！！」
「...もし本当に力になりたいというのなら、私はローに従うのが1番だと思っている。」
イッ「A！」
「私とローはやらなきゃ行けないことがあるからそれをやりにいくけれど。帰る場所がないと嫌だもん。この船と、あなた達が私とローにとっての帰るべき場所だから。あなた達には私達の帰るべき場所を守っていてほしい。誰一人欠けることなく、みんなで守っていてほしい。」
私がそう言うと、行きたいの一点張りだった皆は少し黙った。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
