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「よっし、戻ろっか。...ほら、歩けないでしょ？背中乗りなよ。」
ルフ「いいのか？」
「傷開かれる方が困るよ。はよ。」
ルフ「おう！」
そう言ってルフィさんは私の背中に飛び乗ってきた。
そしてそのまま歩きながらルフィさんと話す。
「それにしても君、随分遠くまで来ちゃったね。」
ルフ「俺すっげぇ暴れてるなぁ。木が倒れちまってる。」
「あ、そうだ。ハンコックが心配してたから、なんかひとこと言ってあげなね。あなたが死ぬとあの子も悲しむ。」
ルフ「それはダメだ！やっぱ強くならねぇとなぁ〜。」
「ローに拾ってもらった命なんだから大事にしてよね。」
ルフ「おう！大事にする！！」
すると、ジンベエさんがこっちに走ってきた。
ジン「Aさん！あんたのとこの船長が早く戻ってこいと言っていたぞ。」
「え、まじ？」
ジン「ルフィくんはわしが預かろう。」
「お願いするね。ルフィくん、途中下車してもらわなきゃだ。」
ルフ「え〜、まぁいいけどな！ありがとなA！」
「うん。じゃあジンベエさん。お願い。」
ジン「あぁ。」
そう言ってジンベエさんにルフィさんを任し、私は月歩でローの元に向かった。
「ロー、突然どうしたの...って、冥王レイリー？？」
レイ「！、おぉ、君は！」
「？、えーっと、」
レイ「…あぁ、いや、そうだった、君もオークション会場にいた子だね。」
ロー「？…A、とにかくこの島を出るぞ。」
「え、なんで。やだ。ハンコックにお別れ言ってない。」
ロー「やだもクソもねぇ。さっさと行くぞ。」
「え、ちょっと待って...レイリーさん！ハンコックにこれ、渡しといて貰えませんか！」
私はそう言って1枚の紙切れをレイリーさんに渡した。
レイ「ん？これは？」
「私の電伝虫の番号です！すみません突然。よろしくお願いします。」
そう言って私は頭を下げ、船に乗り込んだ。
やばい、冥王に頼み事とかめちゃくちゃ緊張した。
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作者名：COCOA
| 作成日時：2021年8月31日 16時
