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そんな父親にまた時々家に戻るからと伝え、私は電車に乗って雄英へと向かった。
電車から降り、改札を出ると勝己を見かける。
勝己！と声をかけるも気づいていないのかそのまま歩いていってしまう。
よく見ると耳にワイヤレスイヤホンをつけてある。
何を聞いているのだろう、と思いこっそりと近づいて片方のイヤホンを奪い、自分の耳につける。
勝己「あ！？てめっ！何してんだコラ！返せや！」
『ふふっ、ごめんね勝己。おはよ。それにしても寮生活かぁ…皆で一緒に過ごせるのは嬉しいけど、こうやってたまに勝己と会って一緒に登校できることも無いのかと思うと寂しいなぁ。毎日会えるかなーって楽しみにしてたのに…』
勝己「あ！？」
私がそう言うと、顔を赤くして叫ぶ勝己。
『なーに顔赤くしてんの。あ！寮生活になったら勝己に毎日髪乾かしてもらう！』
勝己「誰が乾かすかクソが！！」
『楽しみにしてるね！』
そういいながら満面の笑みを勝己に向ける。
勝己「チッ…クソがァ！！！」
前に出久がかっちゃんはAちゃんの満面の笑みに弱いよね、と言っていた。
そんなわけないだろうと思っていたのだがそんなわけあったらしい。
さすが出久。
勝己のことをよく見てる。
というかそんな事を知っときながらする私がずるいって？
こちとらビッチ先生に色々仕込まれてるからな。
そーいやビッチ先生も言ってたなぁ。
女の武器は涙っていうけど、女の1番の武器は笑顔だって。
心の底から楽しんでいる時に自然とでる笑顔が1番素敵よ。
って言ってた。
いいこと言うなぁ。ビッチ先生のクセに、と思いました。
勝己「別に寮生活になったからって一緒に登校できねぇワケじゃねェだろ。」
『え？』
勝己「近ェとはいえ徒歩5分だ。たまにゃあ登校するときに会ンじゃねェのか？」
『あ！そっか！！』
勝己「一緒に登校できるかもと思って毎朝楽しみにしとけや。」
そう言ってニヤッと笑う勝己。
『うん！！』
私もそう、笑顔で返す。
勝己「てかテメェいい加減イヤホン返せや。」
『あ、忘れてた…てか勝己、人と話してるのに音楽聞くのか！！』
勝己「違ぇわ、片付けんだわ。」
『あ、そーなのね。』
それから、ほい、と言って勝己にイヤホンを返す。
『いやー、でも最後であろう家からの登校が勝己と一緒ってなんか嬉しいね！』
勝己「そーかよ。」
いや、なんでまたお前ちょっと顔赤くなってんだコノヤロー。
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al8056(プロフ) - COCOAさん» 大丈夫です！ (2020年3月14日 16時) (
レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - al8056さん» すいません！気づきませんでした！ご指摘、ありがとうございます！直ぐに訂正させていただきます！ (2020年3月14日 16時) (レス) id: 27cb1671ef (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 61話のしりとりで焦凍がすずめっていってましたけど梅雨が60話で言ってましたよ！ (2020年3月12日 5時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
COCOA(プロフ) - マカロンさん» コメントありがとうございます！よく考えてみたらおかしいですね、、訂正しておきました！ご指摘、ありがとうございます！ (2020年2月4日 11時) (レス) id: 27cb1671ef (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - えっと･･･主人公ちゃんも爆豪と一緒に助けられたのに、お金も払わず焼き肉食べたんですか？ (2020年2月2日 22時) (レス) id: 74033d9cb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2020年1月21日 21時
