無個性暗殺者はヒーローを目指す。2

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それからも何名か続いて、轟くんの番となった。

芦戸「やってきました！轟！A、どーですか！？」

『なによ、どーですかって…まぁ、強いしイケメンだし金持ちだしとりあえずめちゃくちゃ優良物件。』

葉隠「なんかもうちょっと！」

『えぇ、もうちょっと？…んー、あ、でもエンデヴァーが怖い。めっちゃ厳しそう。』

梅雨「少し分かるわ。」

芦戸「よし！じゃあ次は爆豪！」

『うわ、2連続じゃん。キツ。…まぁ、幼稚園から一緒だし1番一緒に居て楽だわ。あいつも強いしイケメンだしで優良物件かのように思えるけどあの口の悪さがねぇ…かといって急に切島くんみたいにあんまり暴言言わなくなったらそれはそれでキモイけど。』

そこで皆は暴言言わない勝己を想像する。

しかし頭に浮かんだのは凄い変な勝己で。

皆顔を歪ませた。

芦戸「爆豪はもう、あぁじゃないとね。次、緑谷！」

『お茶子！』

お茶子「だだだ、だから！デク君はそういうのじゃないって！」

響香「ハイハイ、とりあえずウチも言ったんだしなんか言っときなって。」

お茶子「えぇ…響香ちゃんまで…んー、デク君は…やっぱりヒーロー目指してる姿が凄いかっこいいなぁって憧れる。なんでも一生懸命で…すごいなぁって。」

そう語るお茶子は完璧に恋する女の子の顔だった。

『お茶子かわい、…で最後は峰田くん。』

芦戸「変態。」

葉隠「もう手遅れ。」

梅雨「そろそろダメだとおもうわ。」

八百万「今日の覗きはやりすぎですわ。」

耳郎「アイツは恋愛もクソもない。」

お茶子「うんうん！」

『あっはは、峰田くん酷い言われよう。んじゃ、そろそろ寝る？』

梅雨「そうね、明日は早いみたいだし。」

それから皆でおやすみーと言って眠りについた。

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