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「それにさァ、ウソップさん。」




ウソ「ん??」




「聞かせてあげたいでしょ、クリケットさん達に。黄金郷はありましたよ、って教えてあげたいじゃないですか。」




笑顔でそう言うと、ウソップさんの震えは止まり、そうだな!!とウソップさんも笑顔で言った。




そんなとき、上空からまた何か落ちてきた。




爆豪「なんだありゃ。」




全員伏せろ!と騒ぐウソップさんだが、落ちてきたのはただの大きな葉っぱ。




葉っぱにはルフィさんとナミさんからのメッセージが書いてあるようだ。




轟「この巨大なツルを、西に切り倒せ、って書いてます。」




おい、西はどっちだ!と叫ぶゾロさん。




「エネルの船が向かっていく方角です。」




そんなとき、先程の物よりも大きな丸い雷雲が空に浮かび上がった。




もう、逃げられねぇんだ、この国から...!というウソップさん。




「これは、ルフィさんがエネルを倒すしかありませんね。...倒れかかったツルを使って船まで飛ぶって作戦でしょうけど、。」




ウソ「なにィ!?そんな無茶苦茶な!」




「それしか考えられませんもん。ウソップさん、上に行って止めてみます?」




ウソ「止まるやつかよ!!」




「そーいうことです。ゾロさん、やるしかないです、お願いします。」




そんなとき、雷が落ちてくる。




ゾロ「あぁ!分かった!!チョッパー頼むぞ!!」




そう言って投げられてきたチョッパーさんを受け取る。




「了解ですっ!」




私たちは地面のあるところに避難し、ゾロさんはツルを切った。




しかし、そんなゾロさんにまた雷が当たりそうになる。




「アラバスタといい空島といい、雑魚羽根しか残らない...ッ!」




それでも羽根は残ってる。




羽根を数枚飛ばし、私は間一髪のところでゾロさんを助け出し、私たちの元まで運んだ。




「無事ですか!?」




ゾロ「あぁ!助かった!!」




「いえいえ。」




ウソ「うぉお!!ゾロが助かったのは良かったけどツルが倒れてねぇ!」




ゾロ「くっそ...!もう1回...!」




「無茶です。あなたの身体もボロボロですから。方法は私が考えます。だから、あと数秒待って。」




私が考えている間に、ロビンさんはクリケットさん達の事をワイパーさんに話す。




そんな私たちの隣で、火薬星を打ち込み続け、ツルを倒そうとするウソップさん。




...そうだ、私には、能力がある。




羽根だけじゃない。

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COCOA(プロフ) - 橋本アリィちゃんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけるとめっっちゃくちゃ嬉しいです!!そのお言葉を励みに更新頑張らせていただきます! (2022年2月14日 9時) (レス) id: f317948059 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白かったです!続きを楽しみに待っています!(*´ω`*) (2022年1月4日 8時) (レス) @page50 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:COCOA | 作成日時:2021年11月8日 11時

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