♡♡♡ ページ28
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「ん...、？」
目が覚めると、どこか知らない景色が目に入ってきた。
動こうとすればベッドと私の手が手錠で繋がれていて身動きが取れなかった。
寝起きの頭をフル回転させればヴィラン連合に拐われたことを思い出す。
そうだ、私泣き疲れて寝たんだった。
いくら誘拐されて混乱してたにしろ敵のアジトで泣き疲れて眠るとは警戒心がないにも程がある。
こんなことないようにしなきゃ、、というかもう二度と拐われないようにしなきゃ、と思いながらこの状況をどうにかする方法を考えていると、部屋の扉が開いて人が入ってくる。
トガ「あ！起きたんですね！Aちゃん！」
「わっ、えっと、おはようございます、？」
トガ「おはようございます！Aちゃん！」
制服を着たその女の子はトガヒミコと名乗った。
トガヒミコは恋バナをしたい！と言い出し、一方的に話し出す。
彼女はなんと緑谷くんに惚れたらしい。
緑谷くんか、うん、彼は良い人だ。
でも私は緑谷くんとはお茶子ちゃんと結ばれて欲しいかな、なんて。
この子の前では口が裂けても言えないけれど。
トガ「私、好きな人と同じになりたくなるんです！Aちゃんもなりますか？」
「好きな人と同じに？どうだろう、、でも昔はそんな事もあったかも。昔好きだった人がお魚が嫌いでね。そのときはその好きな人が言ったら私もそうする！って言ってたんだよね。だから私もお魚嫌い！って言ってて。別に嫌いじゃなかったんだけど。その人がお魚食べないから私も食べないようにしたの。」
ここに来てから燈矢くんのことを思い出す機会が多いな、なんて思いながらそう話す。
「そしたら本当にお魚が嫌いになったんだよね。おかげで今もお魚は苦手。当時はその人が大好きでその人が世界の中心！みたいな感じだったからその人が言えば私も同じようにしてたしなんでも同じにしたがってたなぁ。笑」
そう言い終えるのとほぼ同時に、また部屋の扉が開く。
死柄「おいトガ。黒霧が呼んでるぞ。」
トガ「弔くん！Aちゃん、彼は弔くんです！」
「ふふっ笑 知ってるよ笑 死柄木弔さんだよね？」
トガ「そうです！じゃあね、Aちゃん！ちょっと呼ばれたから行ってきます！」
「うん、行ってらっしゃい。」
そう言ってトガちゃんは部屋から出ていき、入れ替わるように死柄木弔が部屋に入ってきた。
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もちうさぎ(プロフ) - なんか可愛くてごめんって曲に似てる？ (2023年1月23日 18時) (
レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
影山KEI - はーちゃんあざとい。。 (2023年1月19日 18時) (レス) @page8 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 夢主ちゃんあざとかわいーです、、展開的に次の話くらいがめちゃ楽しみです！ (2022年12月12日 13時) (レス) @page22 id: 44246302dc (このIDを非表示/違反報告)
あぽろ(プロフ) - はーちゃんあざとい…すき…ばくごーくんも満更じゃない感じでまた最高によいです… (2022年11月22日 23時) (レス) @page18 id: ebcad6c5f5 (このIDを非表示/違反報告)
あわわ - 読んでてきゅんきゅんしました…かわいい… (2022年11月21日 23時) (レス) @page16 id: e4175cbe21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：COCOA
| 作成日時：2022年11月11日 20時
