FANTASTICSの姫は喰種２

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FANTASTICS


大樹「…………戻るの…はやいね」


颯太「………」


壱馬「……あいつは……もう…いません」


慧人「嘘………」


壱馬「………息を引き取りました」


勇征「嘘だ！なんでっ」


壱馬「俺らが言った時には……手遅れだった…」


ガチャ


柚那「………私は知ってた」


壱馬「は？ならなんで言わねぇの！？」


柚那「あの子はわかってた。みんなを連れてけば今回はみんなも犠牲になることが。今回の敵は半喰種のクインクスってやつと半喰種になった有馬。その他の白鳩たち………私たちが行っても……私達も死んでLDHが大変になる……ならせめて自分だけって…考えたんだよ」


壱馬「俺らは……頼って欲しかったのに…」


柚那「きっと……最後だから……Aはみんなを守りたかったんだよ……」


颯太「ばかっ！ばかばか！Aがいないと……生きてけないよっ……」


大樹「……これ…Aが…颯太と壱馬と慧人と柚那に渡してって…」


壱馬「……ありがとうございます」



壱馬side


壱馬へ………

この手紙読んでるってことは…今私はここにいないってことだよね…笑
本当はもっと一緒にいたかった……でもそれは叶わなかった………壱馬前言ってたよね…強いものは生きるって……私は強くなりすぎた。白鳩に狙われすぎたんだ……

最後突き放しちゃったり…あんな言葉言ったのは…戦いに壱馬が来ないようにするためだよ…
本当はあんなこと思ってないし、壱馬のこと大好きだよ…

最後の最後にひどい事言ってごめんね…私なりの守り方だったんだ……

壱馬はこれからもTHERAMPAGEとして頑張ってね！



壱馬「ばっかじゃねぇの……(泣)」



柚那side


柚那へ

この手紙読んでるってことは……そういう事だよね

柚那は反応が予想してたのと違ったから書き直しました笑

柚は最後の最後まで私を支えてくれた。私が突き放さなくても…行ってきなと言うように背中を推してくれた………ありがとう…あの時は感謝しきれないほどだった……
柚に隠し事なんてできないね笑

柚那にはお願いがあります……WHITE FOXは…柚那がリーダーとして…これからも引っ張っていって欲しい……
柚那ならやってくれるって信じてるからね…

あ、それと！慎好きなんでしょ？気持ちに素直になりなよ！笑

柚那……最後の最後まで左腕として頑張ってくれてありがと…


柚那「当たり前でしょっ……A…気づいてたんだね笑」

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