ドライヤー ページ23
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風呂上りに、Aの髪を乾かす。
彼女が俺の家に泊まる。
それで胸がざわざわしない奴がいたら教えて欲しい。
「はぁー気持ちいいー…
君、素質あるね。うちの美容師になれるよ」
「なれるか、笑」
当の本人はこの調子で
例の通り元気だけど。
温風が当たる度に揺れる髪。
その髪に触れる度、サラサラしてて
なんとも言えない気持ちになる。
ふわふわと広がるシャンプーの匂いは判断力を鈍らせる。
間近で見るうなじに頭がくらくらしてくる。
って、俺は何考えてんだ。落ち着け。
その時、少し指先がAの耳に触れた。
「おう、しつれ」
「んぁ…っ…」
何、その声。
聞いたことない感じの。
なんか、
いいこと知ったっていうか、
そろそろ我慢も限界なんですけど。
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ゆん - 何度も読み返しています! めっちゃ最高です!!!!! (2018年6月17日 9時) (レス) id: c8143ac316 (このIDを非表示/違反報告)
栞 - うわあああ、たまらなく好き。。この作品最高。。何度も読み返してます! (2017年12月13日 18時) (レス) id: 6fc5970084 (このIDを非表示/違反報告)
ちーすけ(プロフ) - すごいこのお話好きです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月30日 21時) (レス) id: 4adda75a8c (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - ありがとうございますー!!頑張ります!! (2017年9月6日 20時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - すごい面白いです!これからも頑張ってください! (2017年9月5日 13時) (レス) id: 19a12c05ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つんつん | 作成日時:2017年9月3日 7時