story28 ページ29
nqrse視点
俺がこの姿、女装を始めたのは高校からだった
昔から可愛いものが好きで髪を伸ばして、高校は服装指定がないから自由に服を着れた
だから俺はなんちゃって制服と呼ばれるアニメのような制服を着て登校していた
高校ではまぁ少し変わった生徒って言われてた
卒業する頃俺は就職をするって決めていたがどこに行っても見た目は女子なのに履歴書には男って書かれているから断られ続け結果どこにも就職できないまま卒業してしまい
フリーターになろうとしてもバイトも落ちまくり
働き先がなかなか見つけられなくてお先真っ暗だった時にluzくんに声をかけられた
luz「お姉さん?元気ない?」
nqrse「えっ?あ、俺一応男なんですけど…」
引かれる、気持ち悪いって言われるって思ったが
luz「ふふっ、可愛いから勘違いしちゃった!男の子なん?どうしたん?そんなくらい顔して」
nqrse「あー…いやぁ…」
luz「良かったら店こーへん?そこで悩み聞いてあげる」
って言われたこの店でluzくんと話してたんだ
お酒の力もあってかボロボロと溜め込んでた言葉が出た
nqrse「なんで、こんな格好してるからって理由で落とされるんだろ!今の時代多種多様!十人十色!こんな格好でも認めろっての!!」
luz「なぁnqrse?良かったここで働かん?」
nqrse「えっ、ここってホストで?」
luz「うん!nqrse女装で働きたいんやろ?」
nqrse「うん…」
luz「俺も見た目の通りバリバリホストって言われててさ、髪の毛染めたりしてたから色んなところのバイトや面接に落ちまくってこの店に来たんや……だから俺はこの店のオーナーじゃないけど…ここを世間から外れた、いわゆる普通じゃない人の居場所にしたいんや!そう!今の時代の多種多様性を取り入れた店に!!」
nqrse「なら俺入る!ホストになるよ!」
って言ってホストになった
nqrse「凄い流された感あったけど、今は今で充実してるし生きたい生き方、楽しい人生遅れてるよ」
べだ「俺にはホストって選択肢はなかったなぁ」
nqrse「なかなか出ないよ、普通生きててホストなんて」
nqrseさんは楽しそうだ
nqrse「俺はホストになって良かったよ!たくさんの人との出会いが経験できるもん!」
*****
友達と通話してたら「原稿中だけ彼氏が欲しい!」って絵描き友達が言ってたんですよ
そこで「レンタル彼氏でもすれば?」って話してて
超絶タイプの子見つけてやばかった(作者は彼氏持ちだからなんも出来ねぇ)
ラッキー歌い手
なぴ
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