【歌い手】養護施設のせんせいをやってまーす!!Part2 (ページ7)

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story LⅣ ページ7

貴方視点
貴方「でーきた！」

天月「おぉ！完成した！」

貴方「天月くんお手伝いありがとうね」

私は天月くんの頭を撫でた

天月「えへへ」

天月くんは目を細めて笑っていた

貴方「よし！じゃあ運ぼうか！」

天月「うん！」

運び終わったあと

みんなが揃って

全員「いただきます！」

坂田「美味しい〜!!」

さとみ「うん！超うめぇ!!」

良かったみんな喜んでくれて

スタン「はぁ……」

スタンガンくんがため息をついた

貴方「スタンガンくん？どうしたの？美味しくない？」

スタン「い、いや、美味しいよ…悩み事があるだけ」

貴方「悩み事？」

スタン「あ、でも先生には関係の無いくだらない悩みですから！」

貴方「そう？言いたい時は言ってね？」

スタン「うん」

あまり無理に聞かない方がいいよね

スタンガン視点
寝る前に外を見ていた
曇り空で星が見えないまるで俺の心みたい

ぷす「スタンガン？ベッドに入らないの？」

スタン「うん…」

しゃけ「今日ずっと様子変だよ？」

スタン「気にしないで〜関係ないから〜」

しゃけ「うん、俺もう寝るけどスタンちゃんは？」

スタン「大丈夫！俺も、ちょっとしたら寝るから!!」

ぷす「おやすみ〜」

Sou視点
御手洗に行ってから自分の部屋に行こうとした時しゃけみーさんたちの部屋をちらっと除くとスタンガンさんがまだ起きていた

Sou「スタンガンさん？」

スタン「Souちゃん？もう遅いよ？」

Sou「そ、そうですけどスタンガンさんも！遅い時間ですよ！」

スタン「あぁ、うん、なかなか眠くならなくてね」

なんだか表情がいつもと違うような…

Sou「何かあったんですか？」

スタン「まぁね…ねぇ、Souちゃんまだ起きてられる？」

Sou「う、うん」

スタン「じゃあちょっとベランダにいこう」

ベランダにはテラス席がある
昔先生とここで星空を見ていた

Sou「わぁ！星が綺麗！」

曇り空だったのに急に晴れていた

スタン「ねぇ、Souちゃんは流れ星にお願いごとをすると願いが叶うって知ってる？」

Sou「うん！」

スタン「そっか俺も昔は信じてたけどさあることを境にそう言う系の話信じれなくなったんだよねぇ」

Sou「えっ？」

スタンガンさん…それどういうことなの？

スタン「夢無くすようで悪いけどさ、流れ星に願い事したって全く叶わないし叶えたいなら自分で努力しろってことなんだよね」

Sou「えっ…」

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なんかスタンちゃん悪いやつやん…