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「私を好きにさせた責任をとっておくれよ」

悲痛な声を漏らしながらも、笑みを深める太宰治。黒と白、そのどちらをも持つ不思議な彼
ミステリアスな影に一体どんな愛を持つのか


「俺は必ず、好きにさせて見せる」

想いはひたすらに真っ直ぐに だけれどそんな儚い想いははたして報われるのか。想いはいつでも純粋無垢、中原中也


「僕が中途半端に愛すと思うの?」

見た目も言動もまるで幼児 だけれど彼の推理力は誰もが認める名探偵、江戸川乱歩。彼だって、誰かを愛したりする。彼の愛に偽りはない


「殺人探偵の俺を好くだと?…変わった奴だな」

呼び名はとても末恐ろしいが、心はとても暖かい。いつも黒髪の少女の人形を持ち歩く彼は、一体何を想うのか。


「君に、恩返しが、したいの」


長い紫髪が揺れる 白花の髪飾りも同じように揺れ、彼女の表情が顕になる。其れは感謝か、将又、想いか





貴女は一体 誰に愛されるのでしょう








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作者名:藤宮 x他2人 | 作者ホームページ:h  
作成日時:2016年11月8日 22時

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