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一目惚れがあるってこと、初めて知った。





高校の初めの日、


隣に座ったあなたを見た。


その時、


風が吹いた。
 



サラサラの髪、ちょっと気だるそうな感じとか、


全部が私の目を捉えて離さなくて


時が止まったようにじっと彼を見つめてた。



そのせいか、


彼が私の方を見た。


目が合って、彼の目に私が映る。


心臓が高鳴っているのが分かる。



「…なに?何か変、?」


「いや!あの!ごめんね!!違うの!


あの、名前!なんて言うのかな、って」


「富永知義、」


「富永君かー…」


富永君、富永君。


うん、いい響き。



「あんたは?」


「私は、田中A、です」


「急に敬語って、


なんか変わってんね、Aちゃん」




名前を呼ばれた。


ちょっとだけ笑ってくれた。




たったそれだけなのに、


すごくすごく嬉しくて、


胸の奥がざわざわ、体中がそわそわ


自分がいつもと違う。





____初めて会ったその日


不覚ながら


富永知義に惚れた。

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設定タグ:水溜りボンド , カンタ , トミー   
作品ジャンル:恋愛
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つんつん(プロフ) - ええ!すっごい嬉しいです!励みになります!とてもありがとうございます!!! (2017年8月15日 23時) (レス) id: f361be462a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゅ(プロフ) - まだ少ししか読んでないのにもうキュンキュンしてます笑 これからどうなるのか楽しみです!頑張ってください!! (2017年8月6日 19時) (レス) id: 7b7a95e2f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つんつん | 作成日時:2017年8月6日 17時

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