尊重できないもの 37 ページ38
「恋ちゃ〜ん！！」
次の日の朝、あんずちゃんがこちらへ駆け寄ってくる
『あ〜、おはようあんずちゃん。どうしたの？』
数時間しか寝てない僕は、まだ半分眠い頭で僕はあんずちゃんに気の抜けた返事をする
「あの！昨日の人達について教えて貰えないかな〜と、それから止めに入ってくれてありがとう、恋ちゃんが止めてくれなきゃ今頃衣装どうなってなか分からないし」
「本当にありがとう…！」と頭を下げられる
『いいよ〜全然。僕も無視するほど心腐ってないしね。』
『女の人の特徴とか言えばいいのかな…？』
「うん！」
『えっと…』といって昨日の人たちを思い出す
リーダー格の女は
『黒髪ポニーテールでメガネかけてた黄色目の女の人と』
その後ろにいた3人は…
『茶髪ショートの人と白髪ツインテールの人と金髪お下げの人かな』
覚えてる限りの特徴を伝えれば、あんずちゃんはなにか思い出すように思考をめぐらせていて「ん〜」と唸っていた
「普通科にそんな子達居たかなぁ〜」なんてことも呟いてる
「まっ、一応会長に言ってこよう。恋ちゃんありがと！なんかあったらまた教えてね！」
『うん！』
そういってあんずちゃんは生徒会室へ続く廊下を走ってった
走っちゃってるよ…きっとはすみん先輩に怒られるね…
・
・
・
『はぁ…』
自分の席に着くなりため息をつく僕
「あら〜どうしたの？恋ちゃん」
そんな僕を心配してか、なるちゃんが横からひょこっと現れる
『ん〜。ちょっとねぇ…』
昨夜はずっと夏目くんのあの顔で頭が埋められ寝るにも寝れずやっと寝れたと思えば数時間後に起床するというザマ
眠気に耐えながら話す僕に「夜更かしはお肌の大敵よ〜うふふ」なんて頬をつんつんされる
「何があったか知らないけど、たまにはあたしにでも話してくれないかしら、恋ちゃんが悲しんでる顔を見るのは心にくるのよ〜？」
なんて、なるちゃんまで悲しんだ顔をする
『ありがと、なるちゃん』
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Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
