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二宮「だって家で練習してたじゃん」
『は』
二宮「は?んだその顔」
『え、?おにいいつ家にきたの?』
二宮「この前行ったじゃん。まあお前は練習に必死でほとんど聞いてんのか聞いてねえのかわかんねえ返事ばっかだったけど」
『あ、そうだっけ…』
正直全然覚えてない。言われてみればそうだったかもってレベル。
櫻井「あんま無理しすぎんなよ?ライブ前に倒れたら元も子もないんだからな」
『分かってるよ』
松本「また時間が出来たら個々で連絡するわ」
『ありがとうございますほんとに』
相葉「Aが珍しく礼儀正しい」
大野「Aじゃないんじゃない?」
相葉「ありえるね」
なんだか心外なことばかり言われている気がするが感謝していることには変わりないのでぺこぺこと頭を下げる
だって、この人たちと同じ場所に立てるなんて
__…最初で最後な気がするから
当たり前じゃん、国民的アイドルだよ??そんな人たちが私と同じ場所に立ってくれるなんて今後ありえないものだと思う。
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『じゃあ、ありがとね!当日もよろしくお願いします』
櫻井「はいよ〜」
松本「お疲れ〜」
ひらひらと手を振って5人は部屋を出ていった。あ、おにいはこちらに視線すら向けてくれなかったけど。
同時にふっと体の力が抜ける。緊張してなかったと言ったら嘘になる。足を引っ張ったらどうしようとか、やっぱりやめようとか言われたらどうしようとか嵐がそんなこと言うはずないなんて分かってるけど。
けど、嵐と踊ってて緊張しない奴がいるかって話。
澤田「お疲れ様〜」
『あ、お疲れ様です』
少しの時間外に出ていた澤田さんが帰ってきた。
澤田「嵐さんと外で会ったよ」
何か話したのかな、ちょっと微妙な顔をしているのが澤田さんにも伝わったのか彼はふふ、と笑ってから言った。
澤田「褒めてたよ。1人であそこまでできてんなら何一つ文句ないってな」
『へ……』
澤田「褒められるとは思ってなかったって顔だな」
『そりゃあ全然上手く出来なかったし』
澤田「俺もちょっと見てたけど、全然出来てたよ。しかし、なんで嵐さんもお前に直接言ってやんねえのかな、笑」
苦笑いをしてそう言った澤田さんは呆然としている私の横を通り過ぎて片付けを始めた。
『え!?褒めてたんですか!?』
澤田「時差すごっ!」
『だって、全く考えられなくて。あの人たちが私を褒めるなんて』
澤田「なんか可哀想だわそのセリフは」
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ひながき(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!!公開いたしました!!今後ともよろしくお願いします! (2022年1月5日 22時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいています!声優さん方の絡みが毎回面白くて好きです!是非四章も読みたいと思っているのですが、パスワードが必要との事ですので、差し支えなければパスワードを教えてもらってもよろしいでしょうか?応援してます! (2022年1月4日 15時) (レス) @page50 id: afc7ca5521 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - レイさん» 毎章コメントありがとうございます!!もう私からしたらマブですね。続編も読んでいただけると嬉しいです! (2021年12月29日 15時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 遂に三章目、、、、終わってしまった。。。。今シーズン(?)も面白かったです!え?シーズン4?待たねえ奴いる?いねぇよなぁ!!右の星連打して、楽しみにしてまぁす!!!!() (2021年12月29日 9時) (レス) @page50 id: c204bce294 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - sakubasho3104さん» いいですねそれ!笑 コメントありがとうございます!書いてみます! (2021年12月7日 19時) (レス) @page29 id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひながき | 作成日時:2021年11月17日 23時